東京・大阪連携会議が初会合(全文1)都市力を強化し、国全体の成長につなげる
東京都と大阪府、大阪市は20日午後、都庁で「東京・大阪連携会議」の初会合を開いた。 東京2020・大阪万博について知事らが意見交換 第1回東京・大阪連携会議 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京2020・大阪万博について知事らが意見交換 第1回東京・大阪連携会議」に対応しております。 ◇ ◇
小池知事のあいさつ
司会:それでは定刻となりましたので、ただいまから第1回東京・大阪連携会議を開催いたします。本日はお忙しい中お集まりいただきまして誠にありがとうございます。私は本日の進行を務めさせていただきます、東京都政策企画局長の梶原と申します。どうぞよろしくお願いいたします。 それでは開会に当たりまして、皆さまからごあいさつをいただきたいと存じます。初めに小池知事から本会議の趣旨説明とあいさつを申し上げます。 小池:松井知事、吉村市長、都庁にお越しいただきまして誠にありがとうございます。つい先日、堺屋太一さまのご葬儀でちょうどご一緒いたしました。今さまざまな大阪の施策についても提言をばんばん出される方でありましたし、私は経済企画庁で長官の下で政務次官を務めさせていただいて、多くを学ばせていただいたということで、まちづくりということでは大変コンセプトに長けた方だった、大変貴重な方を失ったと思っております。 話を元に戻しますと、2020年、いよいよ東京におけますオリンピック・パラリンピックの開催が来年に迫ってまいりました。オリンピックにつきましては、今日から数えますとあと520日。パラリンピックは552日と、このようになっているところでございます。そして大阪におかれましては、大阪・関西万博がいよいよ2025年に行われるということで、私も姉妹都市であるパリ市の市長には、何度かぜひ大阪をよろしくということで、若干お手伝いをさせていただいたかなと、このように思っております。 つまり2020年に東京で、そして2025年には大阪で、この2つの世界的なメガイベントが行われるということでございまして、ぜひこのバトンタッチをスムーズに行わさせていただきたいということと、それからこの2つのメガイベントを、日本にとりましても大きな起爆剤としてその後の発展にもつなげていきたいということでございます。ある意味、わが国にとりましては、最大最後のチャンスになるかもしれないという、それだからこそ皆さんと連携して、そして共通の課題を取り組んで行きたいということでございます。 特に21世紀は都市の時代といわれております。このイベントの成功を通じまして、都市力の強化、それから国全体の成長につなげる視点を持っていきたいと考えております。成功のバトンを着実につなぐということで、東京都、大阪府、大阪市、この間での連携会議をこのたびこのように立ち上げさせていただくことができました。 東京のTと大阪のO、つなげますとTOでトゥになると。TOO、どうしましょうかね。ということで、東京から大阪へ、大阪から東京へということで、東京と大阪が抱えます課題の共有を図りまして、お互いの知恵を結集していく。そして魅力と活力にあふれました社会の実現を目指してまいりたいと考えております。今日はご足労お掛けいたしました。どうぞよろしくお願いいたします。