東京・大阪連携会議が初会合(全文1)都市力を強化し、国全体の成長につなげる
松井知事のあいさつ
司会:それでは松井知事、お願いをいたします。 松井:小池知事はじめ都庁の皆さん、本日はお招きいただきまして誠にありがとうございます。大阪では先ほど小池知事からお話がありました、万博の実施主体であります。2025年日本国際博覧会協会が立ち上がりまして、いよいよ開催準備のスタートを切ったところであります。世界を驚かせるこの夢のある万博の実現に向けて、全力で取り組んでまいります。 大阪・関西は昨年地震や台風など災害に見舞われましたが、昨年の関空における出入国者数は過去最高を更新する2222万人となり、力強い回復ぶりを見せております。また今年6月にはG20大阪サミットも開催され、世界から大きな注目を集めるところになります。さらに成長の道のりを着実なものにしたいと思っています。 いよいよ来年に迫りました東京オリンピック・パラリンピックから大阪・関西万博へつながる2020年から2025年はまさに日本の未来を左右すると言ってもいい大事な時期であります。それぞれのイベントの成功はもちろんのこと、東京オリンピック・パラリンピックから大阪・関西万博へのいい流れをつなぎ、日本全体の成長と暮らしの豊かさを実現するために東西の二極の連携が不可欠だと思います。この会議を皮切りに東京と大阪がタッグを組んで、それぞれが抱える課題解決や都市力の向上につなげていきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
吉村市長のあいさつ
司会:ありがとうございました。それでは吉村市長、お願いいたします。 吉村:本日は小池知事、それから東京都の皆さん、本当にお招きいただきましてありがとうございます。感謝を申し上げます。いよいよ来年は世界的なプロジェクトの東京オリンピック・パラリンピックということで、先ほど知事の話もありましたけども、非常に私も楽しみにしております。大阪におきましては2025年万博の誘致が決まりましたので、大阪もしっかり頑張っていきたいなというふうに思っております。 今日の会議ですけども、東京でオリンピック、大阪で万博をするということで、やはり1足す1が2のままじゃやっぱり駄目で、1足す1を3にも4にも5にもしていくには、やはり東京と大阪が連携するというのが非常に重要じゃないかなと思います。先ほど小池知事もおっしゃいました都市の力がこれから重要だと、まさにそうだと思います。国の、都市が国に帰属するような形でいくのか、あるいは都市が国を引っ張っていくようになるのか、僕は後者があるべき姿だと思っています。そのためにも東京、そしてわれわれ大阪、しっかり国を引っ張れるような都市に、われわれもしっかり頑張っていきたいと思います。 そんな中で素晴らしい東京オリンピックと、そして万博誘致が決まりましたので、ぜひここは1足す1を5ぐらいにするつもりで一緒に連携させていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。今日はありがとうございます。