「私がご飯をあげなければ、死んでしまう」11日間必死の“強制給餌”で救った命 母猫とはぐれた猫風邪の子猫を家族に迎えて
飼育に反対していた旦那さんも虜に
実はポテトちゃん、当初は猫風邪が治り次第、動物保護団体に引き渡し、里親を探してもらう予定だったそう。 「犬派の夫が飼育を反対していたので、その条件でお迎えしたんです」 ところが、保護から1週間過ぎた頃、旦那さんに変化が。突然「飼いたい?」と尋ねられ、ポテトちゃんは正式な家族となったのです。 この心変わりには、別れを想像して号泣していたお子さんたちも大喜び。ゆんゆんさん一家は、ポテトちゃん中心の生活を送るようになりました。 「高校生の長男は、大の猫好き。いまだに自宅に猫がいることが信じられない様子です(笑)ポテトも長男が大好きでゲーム中、足に乗ったり、そばで寝たりしています」 ゆんゆんさん宅には小学生と幼稚園児のお子さんも3人いますが、その子たちもポテトちゃんを溺愛しているよう。 お迎えを反対していた旦那さんは当初「ねこー」と呼んでいましたが、最近では「ポテー」と声をかけるようになったのだとか。 「何をしてもかわいくて毎日、癒されてます。普通に歩いていると、お尻をフリフリしてじゃれてくる。まだまだ赤ちゃんです(笑)」 今後、猫風邪の後遺症で白濁した目は治るのだろうか…。そんな不安はありますが、どんな状況になっても、ポテトちゃんは大事な家族。 元気でいてくれるなら、他には何も望まない。そうポテトちゃんに伝えるゆんゆんさんの姿は、まさにお母さんです。 (愛玩動物飼養管理士・古川 諭香)
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