会社の仲のよい同僚から「アパートの連帯保証人になって欲しい」と言われました。信頼できる人ではあるのですが正直迷っています…
連帯保証人になる前に考えること
信頼できる友人や同僚から「連帯保証人になってほしい」と言われた場合、すぐにサインするのではなく、リスクや注意点を考慮する必要があります。 ここでは、連帯保証人になる前に考えておくことをまとめました。 ●金銭的リスクを理解しているか ●突然の請求に対応できるか ●長期間の責任を負う覚悟があるか 連帯保証人になる前に、自分の経済状況を把握したうえで、前述した金銭的リスクや突然の請求に対応できるかを確認しておきましょう。「いざとなったら代わりに支払う」との覚悟を持っていても、経済的余裕がなければ実際に支払うことはできないでしょう。契約するアパートの家賃がいくらなのかを併せて確認しておくことが大切です。 また連帯保証人の責任は、入居者が対象のアパートに住んでいる期間は続きます。なかには長期間にわたって責任を負うケースもあるでしょう。入居者が長期間家賃を滞納させてしまった場合には、連帯保証人としての負担もその分大きくなります。
信頼できる友人でも「連帯保証人」になるにはリスクや注意点を十分理解する必要がある
連帯保証人になれば、信頼できる友人や同僚をサポートできますが、その反面、金銭的リスクや責任を伴います。 連帯保証人になる前には、契約内容やリスク、注意点を十分に理解することが大切です。さらに、今の自分の経済状況を慎重に評価し、いざというときに代わりに支払いが可能であるのかを確認しておく必要があるでしょう。 出典 デジタル庁 e-GOV法令検索 民法(明治二十九年法律第八十九号)第四百五十二条、第四百五十三条、第四百五十四条 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部