大阪府・吉村知事が定例会見7月21日(全文5)4連休はできれば自宅でお過ごしを
IRは部分開業でもやむを得ないという認識か
読売テレビ:読売テレビの尾木です。IRについてです。知事、先ほど開業はできるだけ早くとおっしゃっていましたが、部分開業でもやむを得ないという認識なのか、今の段階での考えをお聞かせください。 吉村:いやいや、もう全面開業です。IRの条件として国が定めた条件がありますから、部分開業ではなくて2020年代後半にどこかのタイミングで全面開業するということを進めていきたいと思っています。ただ、先ほど申し上げた展示場については途中で面積を広げていくというようなことにもなっています。最初の10年だったかな、最初の15年、開業15年以内に6万平米以上、事業期間内に10万平米以上ということになりますから、そういった意味で展示施設の広さは部分的に途中で広がりますが、もう当然、最初に展示施設があり、国際会議場があり、いろんなショッピングモールだったりホテルがあったりカジノがあったり、その他のいろんな施設があるということについては当初、それを全部引っくるめて1兆円規模の投資事業がまず全面開業されるという形になります。 そのあと、そうか、宿泊施設か。宿泊施設も10万平米以上ですけれども、事業期間内に3000室以上という形になりますので、そこについてはあとで追加されるという形になります。なのでそこは段階にはなると思うんですけれども、追加でさらに拡大していくと。さっきの質問もありましたけど、そこから、もうすでに当初で1兆円規模の投資をしてくれてるわけですけども、加えてさらなる投資が行われることになるんだろうというふうに思っています。なので、できるだけ早くするために例えばホテルだけ先に先行開業するとか、そういうことは考えてないです。 読売テレビ:ありがとうございます。 司会:では今、手があがった、ABCさん。
和歌山に近い府民も市内のホテルに運ぶのか
朝日放送テレビ:ABCの辻村です。すいません、1点だけお伺いします。今後、ホテル療養、軽症・中等症の方はホテル療養を進めていくという話なんですけれども、現状、今、府内で15施設あるほとんどが大阪市内に集まっていると思うんですけれども、府内で今後、軽症者が出た場合、例えばすごい、和歌山とかに近い方々も皆さん市内のホテルに運ぶことになるのか、それとも2000室増やすっていうところの部分で市外のホテルにどんどんお願いしていくことになるのか、その辺りの考えをお願いします。 吉村:まず、こちらにも書いていますけど、地域バランスを考慮した宿泊施設の選定で6000室となっているのは、ご質問の趣旨にもやっぱりそのとおりのところがあって。今、本当、大阪市内にホテルは集中しています、実態として。ですので、できるだけ大阪の南部の地域であったり北部の地域であったり、ばらけさせたいと思っていますので、そういった地域バランスも考慮した6000室の確保ということを進めていきたいと思っています。 ただ、もともとホテル自体が、見てもらったら分かるように、大阪市内にほとんど集中していますので、どうしてもこれは宿泊事業者の募集をすると大阪市内が中心になってくるわけですけれども、大阪市内のほうが看護師さんもやっぱり行きやすいっていうのもあったりはしますが、ただ、やっぱり府民の皆さんの、ある意味、選びやすさというか、例えば泉南地域の方で僕みたいに健康な人がホテルですって言われたら、自分の近場のホテルだったらじゃあ行こかっていう気になるかもしれませんが、遠かったらもう自宅のほうにさせてくださいとかっていう話にやっぱりなるときもあるので、できるだけ地域バランスを考慮した、大阪南部、大阪北部、東部もそうですけど、確保できるところはできるだけばらけさせて6000室を確保したいと思っています。 ただ、そうは言っても今、現実問題、第5波の入り口に入っていますので、スピードとの勝負のところもありますから、全てそういうわけにはいかないと思いますが、できるだけ早く確保するのも重要なことなので、スピードと併せて地域バランスも考えて、できるだけ適切に対応したいと思っています。 司会:よろしいですか。 朝日放送テレビ:ありがとうございます。 司会:ほかに。今、質問予定されている方、一度、手をあげていただけますか。ラスト3人ですね。じゃあ前からいきましょうか。大阪日日さんから。で、毎日さん。で、【申し訳ない 01:41:50】、はい。