大阪府・吉村知事が定例会見7月21日(全文5)4連休はできれば自宅でお過ごしを
自宅療養者を重症化させないことが重要
府ではそういうこともお願いして、いや、それをするんだったら公立病院をつぶして全部専門病院にしたらいいとか、いろんな意見が出たりするわけですけれども、でもやっぱり自宅療養者って増えてくるので、僕はそこは大事だと思っています。なので、そういった発想から、今までさまざま申し上げているとおり、日中であればオンライン診療、500の医療機関がそれに参加してくれて、大阪府の医師会さんはかなり協力してやってくれています。そのリストも今はもう配るようにしているので、利用者もそれが見れて、いつでもオンラインとか電話でのお医者さんの診療を受けれるようになっている。それに応じて1700の薬局も賛同してくれているから、そこも薬剤を届けてくれるようになっている。そして日中、なかなかクリニックや診療所の先生がつかまらない、夜間については、夜間・深夜については民間の医療機関と契約をして、そして訪問診療を受けれる体制というのをつくりました。これは今回、第5波でもその体制は維持しています。 それから訪問看護師の皆さんに、これは和泉の保健所から今、試行を開始して、これから全国に広げていきたいと考えている段階ですけれども、訪問看護師さんに実際に訪問してもらって状況を確認してもらうというのも始めました。これからはやっぱり自宅診療、自宅におけるコロナ患者さんをいかに早く適切な治療をして重症化させないようにするのか、ここがものすごい重要だと僕は思っています。これこそ日本医師会がリーダーシップを発揮して、僕はやってもらいたいなと思うところです。
訪問診療も広げていきたい
というのも、これをやってくれてるお医者さんもいるんです、クリニックの先生で。それはその先生がこれをやろうということでやって、組織立ってやっていることではないです。それから病院でもやってくれてる、訪問診療を一生懸命やってくれてる病院もあったりして。でも基本的に病院というのは入院患者さんをやっぱり診る施設なので、なかなか訪問診療までどんどんやってくれっていうと、今度は入院患者さんを診れなくなってきてしまいます。そう考えると、やはり圧倒的に数があるのは診療所が数があると。 例えば大阪で言っても、病院の数は500ですけど診療所の数は1万ありますんでね。そう考えると、全国はもっとあるということになります。であるならば、自宅療養の方をどう重症化させないのかと。それでさっき僕が申し上げた、大阪府で考えられるのは、これだけやっているわけですけれども、訪問診療についても、茂松からちょっとお話ししていますが、順次これは進めていきたいということで、少しずつ進んできている、エリアによってはやってくれてるところも出てきています。これを広げていきたいと思います。 日本全国でいくと、本当であればここは日本医師会が旗を振って、訪問診療はある意味、自宅療養者については医師会が責任を持ってやるというぐらい、ぜひ僕はリーダーシップを持ってやってもらいたいなというふうには、お願いしたいなというふうには思ってます。府では少しずつ進んできています。ここはやはり大きな課題になるし、ここでやっぱりお医者さんに少しでも診てもらったり、お医者さんに少しでも、今はいろんな治療薬もありますから、解熱剤もありますし、治療薬も処方できるものもあるので、やっぱりここをやらなきゃいけないんじゃないのかなと思いますね。メディアの皆さんもあまり突っ込まない分野なのような気がしてならないですけれども。 司会:産経さん、よろしいですか。では次、読売テレビ。