最悪の無駄遣い…。レアル・マドリード歴代“不良債権”ワーストイレブン【FW】88億も使ったのに…。ピッチ外でも問題だった男
レアル・マドリードはこれまで豊富な資金力で多くのスター選手を獲得してきた。しかし、期待を裏切った選手も少なくない。今回は、21世紀以降でレアル・マドリードが獲得した選手で“不良債権”となった例をワーストイレブン形式でポジション別に紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照。
FW:ルカ・ヨヴィッチ(セルビア代表) 生年月日:1997年12月23日 在籍期間:2019年夏~22年夏 移籍金:6300万ユーロ(約88億円) クラブ通算成績:51試合3得点5アシスト セルビア代表のルカ・ヨヴィッチは、レアル・マドリードへ移籍してからキャリアが下り坂だ。 フランクフルトで名を上げたヨヴィッチは、2019年夏に6300万ユーロ(約88億円)でレアル・マドリードへ移籍。しかし、期待の新戦力は1年目にトラブルを頻発。新型コロナウイルス感染拡大防止のために自主隔離が義務づけられていた時期にパーティーに参加したことが報じられるなど、ピッチ外のことで話題になった。 信頼を失ったヨヴィッチは、2021年1月に古巣のフランクフルトへレンタル移籍。2021/22シーズンはレアル・マドリードに戻ったが、のちにバロンドールを受賞したベテランFWカリム・ベンゼマのポジションを脅かすことはできなかった。 2022年夏にレアル・マドリードはヨヴィッチの契約を解除。フィオレンティーナへ行くことを認めた。この裏には、フィオレンティーナが将来ヨヴィッチを手放した際に移籍金の50%を受け取るという条件があるとされているが、獲得に投じた大金を回収することは難しいはずだ。
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