天皇賞・秋を制したドウデュースとガッツポーズする武豊騎手（撮影・鈴木正人）

＜天皇賞・秋＞◇27日＝東京◇G1◇芝2000メートル◇3歳上◇出走15頭 　2番人気ドウデュース（牡5、友道）が後方から豪快に差し切った。道中は中団後方。折り合いをつけて直線に向くと、大外から一気に末脚を爆発させた。勝ちタイムは1分57秒3。G1は21年朝日杯FS、22年ダービー、昨年有馬記念に続いて4勝目。 【写真】ドウデュースで天皇賞・秋を制してガッツポーズを決める武豊騎手 　武豊騎手は天皇賞・秋歴代最多タイの7勝目。「めちゃくちゃうれしいです。ある程度、腹をくくってラストの脚にかけるレース。（ペースは）遅かったですけど、これしかないと思っていました。ものすごい末脚で、本当に強かったですね。今日は絶対結果を出したいと強い思いで乗っていました。やっと本来の力を出すことができた。今日の勝利は本当にうれしい」と会心の勝利を振り返った。 　1馬身4分の1差の2着は9番人気タスティエーラで、ダービー馬のワンツー決着となった。3着は逃げた8番人気ホウオウビスケッツ。1番人気リバティアイランドは直線で失速し、13着に敗れた。 　馬連（4）（7）9660円、馬単（7）（4）1万3560円、3連複（4）（7）（9）10万2180円、3連単（7）（4）（9）39万7100円。 　（注＝成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください）