福島などで震度5弱、気象庁緊急会見2回目(全文1)2、3日は大きい地震に注意
津波と地震の活動状況
津波の観測状況については、本日の10時30分現在、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県九十九里・外房、内房、伊豆諸島で津波を観測しております。ここに観測地がございます。今のところは最大は、仙台港の1.4メートルというものが最大になっております。地震活動の状況としては10時30分現在、震度5弱1回のほか、震度3が4回、震度2が13回、震度1が18回発生しております。 続きまして次のページが現在の警報、注意報発表状況で、警報が宮城県、福島県、注意報に切り替わりましたので、これらの地域で津波注意報が現在、発表されております。 その次が注意報、警報の今までの発表の履歴を時間で示しております。本日の9時46分に津波警報が宮城県と福島県については津波注意報に切り替わっております。 その次のページが津波の観測状況です。現在のところの最大は仙台港の1.4メートルで、それに次ぐものとして、相馬の0.9メートル。それから久慈港。それから石巻市の鮎川、石巻港で0.8メートルというのが、それに次ぐ高さとして、そのほか0.3メートル、あるいは0.4メートルなどの津波が観測されている状況です。 で、続きまして津波の波形です。現在までの津波の波形です。第1波以降、それぞれの地域で大きくなったり小さくなったりしながら、津波が継続している状況が見ていただけるかと思います。先ほど防災上の留意事項で申し上げましたけども、津波は繰り返しやってきますので、津波注意報、現在発表されている状況では、引き続き注意していただきたいと思います。 それから次は現在までの、今回の地震の活動状況を、現在までの自動処理の結果などを基にして示したものです。四角で囲った領域が今回の地震活動の主な領域となります。下に地震活動経過図を示しております。M7.4の地震以降、活発な地震活動が続いている状況が見ていただけるかと思います。 その四角の枠外になりますが、ここに5時59分の地震のあとの6時39分に、少し西側に離れた場所に震央があるM5.5の地震が起きておりまして、最大震度3を観測しております。これについては一応今回のM7.4の活動域とは離れた場所で起きておりますので、第1報の発表のときには最大震度1以上の回数として、この地震の回数も入れてお伝えしたんですけども、今、さっき申し上げた震度いくつ以上、何回という数にはこの震度3、1回分は今回は除かれておりますのでご注意ください。