佐々木朗希の争奪戦 本命のド軍GM「交渉可能になったら話をしよう」 山本由伸から2年連続獲得なるか
米大リーグのウィンターミーティングが9日(日本時間10日)、米テキサス州ダラスで開幕。ドジャースのゴームズGMは、ロッテからのポスティング申請が受理され米東部時間で24日午前8時(同午後10時)に交渉解禁となる佐々木朗希投手(23)についての言及を避けた。 「(交渉解禁は)実際には明日だよ。だから話せない(笑)」とし、「明日、公式に交渉が可能になったら話をしよう。我々は彼のグループと会話を持つだろうし、話はそこからだ」と騒ぐ周囲をなだめた。 昨オフはオリックスから同システムを利用した山本由伸投手(26)と二刀流の大谷を除けば投手史上最長&最高額となる12年総額3億2500万ドル(約465億円=当時のレート)の大型契約で獲得。だが、由伸争奪戦の時とは異なり、23歳の佐々木には海外選手の青田買いを防ぐための「25歳ルール」が適用される。マイナー契約しか結ぶことができず、各球団とも大型契約は不可能。資金力に劣る球団にも獲得チャンスがあり、全30球団が狙う可能性もある。現時点では大谷翔平、山本由伸のいるド軍が本命、対抗がパドレスという構図だが、ゴームズGMは「明らかに由伸の時とは異なるプロセスだと認識している」と慎重だった。
報知新聞社