コクヨ デジタル アカデミー推薦! 生成AIを活用するデジタル人材になるための5冊!
チームで生成AIアプリ開発をするために役立つ3冊
GPT-Labは4ヶ月間の短期プロジェクトだ。異なる事業を担当する、初対面のメンバーが10人以上オンラインで集まってチームとなり、最終的にプロダクトのプロトタイプを作り上げる必要がある。その時に役立ったのが次の3冊の書籍だ。 ■ [3冊目] 『リーン・スタートアップ ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす』(エリック リース:著 井口耕二:訳 伊藤穰一:解説 日経BP:刊) 本書では、製品・サービスを開発する際に知っておきたい手法として「MVP(Minimum Viable Product)=実用最小限の製品」について、知ることができる。最低限の機能を持つ製品をまずは作り、ユーザーからのフィードバックを得て改善をしていくプロセスを通し、効率的に製品を開発する手法を紹介している。 このMVPの考え方を用いて、生成AI業務アプリで解決したい課題・テーマについて、まずは「プロンプトでコアの価値検証を行うこと」が重要だったという。予算や時間には制限があるにも関わらず、壮大すぎるテーマを設定してしまう場合もあり得るからだ。 ┌────────── プロンプトだけでは実現が難しい、システム開発を伴う構想が多数あったので、MVPの考え方を用いたアプリ開発のハンズオンを行いました。ハンズオンでは、アプリの価値検証のためのプロンプト作成と、IPO(Input-Process-Output)のフレームワークで全体像と処理の流れを明確にする演習もしています。生成AI活用の解像度があがり、発想の幅が広がったと参加者からとても好評でした(川村さん) └────────── MVPで効果が出ることを証明できれば、短期間でも成功確率の高い開発を行うことができる。
┌────────── まずはプロンプトで価値検証をしてみて、もしプロンプトで実現できないのであれば、その課題は生成AIで解くには適していないかもしれません(川村さん) └──────────