コクヨ デジタル アカデミー推薦! 生成AIを活用するデジタル人材になるための5冊!
GPT-Labの第1期は2023年12月にスタートし、最初の2ヶ月でテーマを決めてプロンプトを磨き上げ、残りの2ヶ月でアプリのプロトタイプ開発を行う4ヶ月のプロジェクトとなった。なお、第1期成果発表会が2024年4月に開催され、授賞式の様子は「Web担当者Forumの記事」でレポートしている。
生成AIを使いこなすために抑えておきたい2冊
■ [1冊目] 『ChatGPT時代の文系AI人材になる - AIを操る7つのチカラ』(野口竜司:著 東洋経済新報社:刊) 本書は、生成AIの基本概念から具体的な事例まで幅広くカバーしており、文系がAI人材になるためのステップがわかりやすく解説されていると川村さんは語る。 KDAでは、GPT-Labを開催する前に「文系AI塾」という講座を開催し、生成AIの基本や仕組みなどについて体系的に学ぶ。その講師が、本書の著者であり、コクヨのExecutive Adviser of AI strategy(エグゼクティブAI戦略アドバイザー)でもある野口さんだ。本書は文系AI塾の開催後に発売されたものだが、講座のカリキュラムに沿った内容で、「AIを操る7つのチカラ」の全体感がわかるものになっている。 その7つとは「AI活用マインド」「AIキホン理解力」「AI仕組み理解力」「AI事例収集力」「AI企画力」「AIプロンプト力」「AIマネジメント力」だ。 ┌────────── 生成AIの「キホン」「仕組み」から、「AIを操る7つのチカラ」の身に付け方、具体的な活用事例も紹介されていて、自分の仕事に活かすイメージが掴みやすいと思います。講座ではAIマネジメント力をのぞいた6つのチカラについて伸ばすことを目指しており、アセスメント(評価)を実施した結果、講座の受講前後で全員がそれぞれのスキルを伸長させることができました。残るAIマネジメント力についてはGPT-Labで体得してもらうようになっています(川村さん) └────────── なお、本書は生成AIが普及する以前に発売された『文系AI人材になる―統計・プログラム知識は不要』の続編である。 ■ [2冊目] 『面倒なことはChatGPTにやらせよう(KS情報科学専門書)』(カレーちゃん、からあげ:著 講談社:刊) ┌────────── └──────────