料理家・栗原はるみ「食卓に欠かせないみそ汁」定番具材と調理のコツ
料理家・栗原はるみさんのパーソナルマガジン『栗原はるみ』の最新号は、読むだけで元気になれる一冊。 体を作るたんぱく質がしっかりとれ、体にいい食材を使った「健康レシピ」や、日々笑顔でいるための心がけ、毎日食べたいスープのレシピをまとめた別冊付録、愛用しているスニーカーの特集など、盛りだくさんです。 【写真からレシピページへリンクします】手軽に作れて食べると元気に!料理家・栗原はるみの「健康常備菜」レシピ 栗原さんにとって、みそ汁は毎日なくてはならないもの。朝、昼、夜と決めずにいつでも自由に作っているそうです。 今回は、創刊号の別冊付録から、栗原さんが普段からよく作るみそ汁の具材と調理のコツをご紹介します。
(1)練りごまと豆腐
これは母から受け継いだ味。手間はかかりますが、炒りごまをねっとりするまですり鉢ですります。みそを溶いた汁をすり鉢に少量入れて混ぜてから鍋に加えると、すり鉢についたごまもきれいに取れます。 ⚫︎材料(4人分) 絹ごし豆腐…1丁 だし汁…カップ4 みそ…大さじ4 白炒りごま…100g(または白練りごま大さじ4~5)
⚫︎作り方 1 | ごまはフライパンなどで炒り、すり鉢でなめらかになるまでする。 2 | 鍋にだし汁を入れて温め、みそを溶く。 3 | 1に2を少量加えて溶きのばし、2の鍋に加える。 4 | 水けをきった豆腐を手でくずしながら加え、温める。
(2)大根と卵
母が作ってくれた一番思い出のあるおみそ汁が、大根をごく細いせん切りにしたものです。卵を落とし入れるのも母のこだわり。汁の中に卵を割り入れたら、白身がかたまってくるまで触らずに待つと、上手にできます。
大根は細いせん切りにして、だし汁に入れて食感が残る程度に煮る。みそを溶き、煮立ったらいったん火を止めて卵を割り入れ、白くなり始めてから再び火にかけると、白身がちらず半熟に。
(3)油揚げとほうれん草
これは"油揚げを食べるため"のおみそ汁です。油揚げを大きめに切ると、汁をたっぷり吸ってくれるのでおいしくなります。私が大好きなほうれん草は生のまま最後に加え、すぐに火を止めて色と食感を残します。
大きめに切った油揚げは食べごたえがあり、口に入れたときに、中までしみたおつゆがジュワッと出てきます。ほうれん草は食べやすく切って、生のまま最後に加えてください。 朝はもちろん、一品で昼ごはんに、夜はお酒のおつまみにもなるみそ汁のレシピが、『栗原はるみ』8号「朝ジュースとみそ汁の習慣」に掲載中です。 その他、「楽しくおいしく、体重を落とす」レシピや、肉、魚、卵といった、健康な体を作るために食べたいもの、毎日作って食べたい、簡単なスープのレシピの小冊子など、盛りだくさんの内容です。 ぜひご覧ください! 構成/『栗原はるみ』編集部