万博記念公園前に1万8千人規模のアリーナ 事業予定者決定で吉村知事「大阪にとって非常に大きな事業」
吉村知事は、民間活力を使った事業で、大阪府が独自に物を建てるというものではないとし「世界的なアリーナ企業、アリーナを運営する企業、企業体に、ぜひここは力を発揮してもらって、大阪や西日本、あるいは日本においてなかなか見られなかったプロバスケ、NBA、世界の女子テニスのツアーなど世界的な国際スポーツ、世界的に有名な歌手のコンサート、文化活動であったり、そういったものが大阪の万博会場で楽しめる、そんなエリアにして、大阪、関西の活性化の大きな1つの目標にしていきたいと思います」と話した。 また「ぜひこれを実現させることが大阪の経済成長にもつながるというふうに思ってますので、これを実行していきたいと思います」と続けた。
報道陣からは「(大阪・関西)万博が開始される2025年までの開業を当初目指していたと思うが、2027年秋となったのはどういう理由か」という質問があった。 それに対し、吉村知事は「遅れた理由としては、もうコロナです。IRの遅れもコロナですけれども、実際コロナが一番大きな影響です。新型コロナウイルスの影響によって、これはアメリカを中心とする日本の合同企業体ですけれども、どうしても、そもそも意思疎通すら、なかなか容易にはいかなくなった時期がある」と説明した。
そして「アメリカはワクチンで随分回復してきているみたいですけれども、このコロナが発生してからなかなか、方針決定も含めて、どうしてもこれは時間がかかるということにもなりました。そういったことも含めて、それが一番大きな影響です」と話していた。