キッザニア、ウェブサイトへの不正アクセスで約2.5万件の個人情報流出が判明
職業・社会体験施設「キッザニア」を運営するKCJ GROUP株式会社は12月6日、ウェブサイトへの不正アクセスにより、顧客の個人情報2万4644件が流出したと発表した。 不正アクセスは2024年10月26日に検知されたもので、翌10月17日に個人情報流出のおそれがあることが判明。同社では防御措置や情報流出の遮断措置を講じるとともに、10月22日に不正アクセスの発生を発表していた。 その後、外部専門機関の協力を得ながら詳細な調査を行った結果、10月17以前にキッザニア東京の予約時に登録された一部の顧客の個人情報約2万4644件の流出が判明した。流出した個人情報の内容は、氏名、メールアドレス、電話番号、住所。クレジットカード情報や、予約者以外の個人情報の流出はない。同社では、対象の顧客に個別に連絡を行うとしている。 なお、キッザニア甲子園、キッザニア福岡の予約者の情報の流出はない。また、発表時点で、個人情報の公開や不正使用などの二次被害は確認されていないという。 原因は、キッザニアのウェブサイトのプログラムの一部の脆弱性があったためで、当該の脆弱性はすでに修正済みだとしている。
INTERNET Watch,山田 貞幸
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