空気清浄機の「通常」と「強」はどれだけ効果が違うの? それぞれにかかる電気代はいくら?
空気清浄機には、製品によってさまざまなモードがあるものの、使い方や効果が分からない方もいるのではないでしょうか。本記事では、空気清浄機の各モードの使い方や効果について解説します。また、電気代も紹介するため、ぜひ参考にしてください。 ▼エアコンを「24時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 1ヶ月の電気代を試算
普段は「通常」モードで問題なし
空気清浄機は「通常」「標準」をはじめとして「弱」「静音」「強」「ターボ」など、さまざまなモードを搭載しています。そのほかにも「花粉」「ほこり」など、空気汚れの原因に合わせたモードを搭載しているモデルもあるほどです。 近年では空気の汚れを感知して、自動的に強弱を切り替えてくれる自動運転を搭載しているモデルもあります。空気清浄機を使用する場合には、基本的には「通常」や「標準」などのモードで問題ないとされています。 ただし、外から帰宅した際や掃除をする際には「強」や「ターボ」モードを使用したほうがよいでしょう。「強」や「ターボ」モードを使用した場合には、駆動音が大きくなる点に注意してください。 一方で「弱」「静音」モードの場合には、駆動音が静かになり、節電効果が高くなるモデルもあります。帰宅時や掃除時には「強」モード、普段は「通常」モードで使用し、睡眠時や出かけている間などは「弱」モードのように切り替えて使用するのがおすすめです。
空気清浄機の電気代
ここからは、各メーカーの空気清浄機の電気代を比較します(表1)。 表1
筆者作成 3社の標準モードにおける電気代の平均は約0.45円であり、1日あたりの電気代は約10.8円、1ヶ月あたり約324円となります。
空気清浄機を正しく使えていない?
花粉症やハウスダストによるアレルギー対策として空気清浄機を購入したものの、あまり効果を感じられないという方もいるのではないでしょうか。 空気清浄機は、使い方や設置場所によっては効率が低下し、モードに関係なく効果が減少する恐れがあります。空気清浄機の効果を最大限発揮するためにも、効果が大きくなる設置場所や使用方法を把握しておきましょう。