車の「給油ランプ」が光ったら、どれだけの距離を走行できる? ロードサービスを呼んだ場合の料金も解説
車に乗っている際、ガソリンスタンドがなかなか見つからずに給油ランプが点灯してしまうケースがあるかもしれません。このとき、どのくらいの距離を走行できるのかが気になる人もいるでしょう。 今回は車の給油ランプが点灯してから走行できる距離とあわせて、ガソリンの消費をおさえる方法やロードサービスを利用した際の料金をご紹介します。 ▼ガソリンスタンドで「タイヤが消耗していて交換しないと危険」と言われた! すぐに換えるべき? 交換時期の目安についても解説
車の給油ランプが点灯してからはどのくらいの距離を走行できる?
車の給油ランプが点灯する基準は、メーカーによって異なるようです。まずはトヨタ、ホンダ、マツダが提示する、車の給油ランプが点灯する基準を見ていきましょう。 ・トヨタ:燃料タンク容量の約10%になったとき ・ホンダ:燃料タンクの残量が約5.3リットルになったとき ・マツダ:燃料タンク内の残量が約9リットルもしくは走行可能距離が50キロメートル以下になったとき なお、上記はあくまでも目安であり、車種によって若干の差があるとも考えられます。そのため、気づいたタイミングではすでに燃料が大幅に減少しているかもしれません。 一般的にはランプが点灯してから50キロメートルは走行できるとされていますが、上記で紹介しているように車種やメーカーによって異なる可能性があるため、ギリギリまで乗り続けるのは控えましょう。 ガス欠を起こさないためには、早めの給油が重要になると考えられます。ガソリンメーターのチェックは適宜行い、車の給油ランプが点灯する前にガソリンを入れるように心がけるとよいでしょう。
車の給油ランプが点灯してからガソリンの消費をおさえる方法
車の給油ランプが点灯してしまうと、いつガス欠を起こしてしまうか分かりません。そのようなときにガソリンの消費をおさえる方法として、以下の2つがあげられます。 ・できるだけ一定のスピードで走行する ・アイドリングの使用を控える それぞれの内容について、詳しく見ていきましょう。 ■できるだけ一定のスピードで走行する 車を急発進させたり極端にスピードを落として走行したりすると、ガソリンの消費を促進させるといわれています。 そのため、なるべく一定のスピードで走行するとガソリンの消費をおさえられる可能性があります。一般的に車の速度は時速70キロメートル程度で走行する場合が燃費がよいとされています。 ■アイドリングの使用を控える アイドリングの使用を控えるのも1つの対策方法となるでしょう。近年ではアイドリングストップが搭載されている車も増加傾向にあり、燃費がよくなる点から人気を集めているようです。 もしアイドリングストップがついていない場合も、20秒以上駐停車する場合はエンジンを停止させたほうがよいと考えられています。もし余裕があれば、ガス欠を防ぐために実践してみてください。