「知る人ぞ知る」圧倒的パウダーゲレンデ!【さかえ倶楽部スキー場】へ
■駅前にある日本一! “日本最高積雪地”の標柱
お昼を食べたらすっかり満足です。スキー場を離れ、家路に就く前に寄り道をすることに。目的地はJR飯山線「森宮野原駅」にある“日本最高積雪地”の標柱です。これは昭和20年、駅付近で最高積雪7.85mを記録した際、当時としては日本一の積雪量を記念して立てられたもの。 積雪の高さを比較して「日本一」を謳う土地は他にもありますが、人が生活する場所、しかも駅前でのこの積雪量には圧倒されます。当時の積雪を示す指標は遥か高く、見上げる首の角度にその高さ感じざるをえません。周囲を見渡し、その高さの雪で覆われた様子を想像すると恐ろしい……。それでも、駅前の標柱は、長年雪と共に暮らしてきた人々の思い出のシンボルでもあるのでしょうね。 年末年始にかけても断続的に雪が降り続いています。豪雪地帯なのにくわえてスキー場に上がる道は細い山道です。慎重に安全運転で向かいましょう。 杉村 航(すぎむら わたる) 山岳フォトグラファー。 1974年生まれ。兵庫県育ちの長野県在住。 沢に薮山、山スキー、道なき道をいく山旅が好き。 ライフワークはトラウトフィッシング。美しいヤマメや イワナを求めて、全国の渓流に足しげく通う日々。 小谷村山案内人組合所属、北アルプス北部遭対協。 全日本釣り団体協議会公認・フィッシングインストラクター
杉村 航