【NFL】レイブンズRBヘンリーを獲得しなかったことに後悔はないとカウボーイズオーナー
現地22日(日)、ボルティモア・レイブンズのランニングバック(RB)デリック・ヘンリーは素晴らしいパフォーマンスを見せ、ダラス・カウボーイズを相手に151ランヤード、タッチダウン2回を記録した。
ヘンリーがレイブンズのユニフォームを着た状態で、現時点で最高のパフォーマンスを披露したのは、奇しくもオフシーズンにトレーニングを行っていたダラスでのことだった。
チーム公式記録によると、ヘンリーは「自分には高い基準を課している。絶対にここで影響を与えて、自分のプレーで勝利のチャンスをもたらしたいと思っていた」と語り、こう続けたという。
「最初の2週間はちょっと出遅れた感じがする。でも、すでに言ったように、俺たちは一丸となっているし、試合に出て実行し、勝ちたいと思っている。今日はそれができた。ダラスはオフシーズンを過ごす場所だし、オフシーズンの大半でここにいたから、今日は確かにちょっといい気分だった」
レイブンズが0勝2敗と出遅れる中、ヘンリーは毎週タッチダウンを決めてきたものの、シーズン第1週は46ヤード、シーズン第2週は84ヤードの獲得にとどまっていた。しかし、日曜日にはその合計ランヤードを2倍以上に増やしている。
ヘンリーは2015年シーズン第4週にジャスティン・フォーセット(27回)が達成して以来、初めて1試合で25回以上のキャリーを記録したレイブンズのランニングバックとなった。今回の試合でヘンリーは、150ランヤード以上を獲得して2回のタッチダウンランを決めたのが通算12回目となり、その数でラダニアン・トムリンソンに並ぶ歴代2位タイに。歴代1位の記録を持つのはジム・ブラウンだ。
ヘンリーはミネソタ・バイキングスに所属していたエイドリアン・ピーターソンが2015年シーズン第12週に成し遂げて以来、1試合で150ランヤードと2回のタッチダウンを記録した初の30歳以上の選手となっている。また、スーパーボウル時代において30歳以上でそれを達成した14人目の選手でもある。