24歳・高校教師のボディコンテスト挑戦 手ぶらで通えるパーソナルジムで作り上げた丸みあるお尻
自分の理想を追求することは楽しい。自分を磨き上げ思い描く姿に向けて努力するということは、男女問わず自信につながる。 【写真】美麗な背中からお尻のライン!近藤七海さんのステージ写真一覧 「私は美容と自分磨きが大好きです。若いうちからトレーニングや運動の習慣をつけておくのが一番老けないコツだと知り合いに言われ、ジム通いを始めました」
近藤七海(こんどう・ななみ/24)さんは、普段は高校で英語教師として勤務する。部活動の顧問も務め多忙な毎日を過ごす中、トレーニングは欠かさない。 「何も分からない手探りの状態でトレーニングをするよりも、正しいトレーニング方法を教えてくれる指導者がいた方が良いと思い、初めからパーソナルトレーニングジムを選びました。今のジムはウェアもシューズも全て貸し出してくれるため、手ぶらでいける手軽さで選びました」 ジムも多様化が進み、様々なサービスが行われている。スケジュールの合間を縫って通えるよう工夫されている場所も多い。このサービスのおかげで、近藤さんは週に3日ほど通えているという。 「私は太ってはいなかったのですが、お尻の丸みが全くなく、太ももとの境界線が全くないという悩みがありました。ブルガリアンスクワットやヒップアブダクションなど筋トレを行なっていくうちに少しずつ形が良くなっていきました。食事制限だけのダイエットではこういう変化は難しいので、トレーニングは大事だなと改めて思いました」 10月12日(土)、近藤さんは過度な細さや筋肉の大きさではない健康的な美しさを競うボディコンテスト、ベストボディ・ジャパンの静岡大会に出場。理由は「体重の落ちが鈍くなったから」だという。 「大会に向けて具体的な数値目標もできたことで、停滞していた体重が減りました。ほぼ毎日決められたメニューの食事のなかでタンパク質量を意識し、無理のない範囲で間食を節制していました」 近藤さんは、ステージでかつての悩みが嘘のような丸く引き上がった美しいお尻を披露。ミス・ベストボディ部門ガールズクラス(18歳~29歳)で上位入賞に食い込んだ。 「1人でのトレーニングは難しい、追い込めないという人はパーソナルトレーニングがおすすめです。いずれはパーソナルジムを卒業して、自分だけでトレーニングできる自信をつけ、24時間制のジムに完全に切り替えたいと思っています」
現在、日本にも生活の一部としてフィットネスが確実に根付きつつある。健康増進、ボディメイク、ストレス解消。ニーズに合わせた様々なジムが生まれているなかで、かつてほとんどの人には縁遠かったボディコンテストもまた多様化し、身近な存在となってきているようだ。まさか自分がステージに立つとは思わなかった、と来年インタビューを受けているのはあなたかもしれない。
取材:にしかわ花 撮影:上村倫代