【中日新聞杯】馬券的中のヒントは「前走クラス」「年齢」「種牡馬」の3つ 本命は未完の大器ロードデルレイ
3、4歳馬が優位
次に年齢別成績を見ていこう。 <中日新聞杯 年齢別成績> 3歳【2-2-0-7】勝率18.2%/連対率36.4%/複勝率36.4% 4歳【4-2-5-26】勝率10.8%/連対率16.2%/複勝率29.7% 5歳【1-0-2-34】勝率2.7%/連対率2.7%/複勝率8.1% 6歳【0-1-0-20】勝率0.0%/連対率4.8%/複勝率4.8% 7歳【0-2-0-8】勝率0.0%/連対率20.0%/複勝率20.0% 8歳以上【0-0-0-3】勝率0.0%/連対率0.0%/複勝率0.0% 12月開催の過去7年 3、4歳馬の成績が抜けていることが分かる。特に3歳馬は各項目でトップになっており、今年はコスモキュランダが該当する。 次いで4歳馬が各項目で2番手につけており、11頭が馬券に絡んでいる。今年は除外対象も含めると9頭がスタンバイしている。 穴で面白いのは7歳馬。2着に入った2頭は2023年ハヤヤッコ(13番人気)と2018年ショウナンバッハ(12番人気)で、いずれも高配当をもたらした。今年はエヒトとフライライクバードが出走予定。マークシートの2番手以下に塗っておくと思わぬ万馬券が転がり込んでくる可能性がある。 【3歳馬】 ・コスモキュランダ
中京芝2000mはハーツクライ産駒が狙い目
最後に中京競馬場の芝2000mを得意にしている種牡馬がどの馬か見ていく。期間は2019年11月30日から2024年9月29日までに行われた284レースで勝ち数順で見ていく。 1位 ディープインパクト産駒【39-36-29-156】勝率15.0%/連対率28.8%/複勝率40.0% 2位 ハービンジャー産駒【22-13-15-135】勝率11.9%/連対率18.9%/複勝率27.0% 3位 ハーツクライ産駒【20-20-8-169】勝率9.2%/連対率18.4%/複勝率22.1% 4位 エピファネイア産駒【16-24-15-113】勝率9.5%/連対率23.8%/複勝率32.7% 5位 キズナ産駒【16-13-16-118】勝率9.8%/連対率17.8%/複勝率27.6% 6位 ルーラーシップ産駒【13-8-9-131】勝率8.1%/連対率13.0%/複勝率18.6% 7位 モーリス産駒【11-5-12-60】勝率12.5%/連対率18.2%/複勝率31.8% 8位 ロードカナロア産駒【10-8-0-69】勝率11.5%/連対率20.7%/複勝率20.7% トップは勝利数だけでなく率でも優秀なディープインパクト産駒。全ての成績で一歩抜きん出ている。とはいえ年を追うごとに登録数が減り、2021年は16勝していたが昨年は【2-5-2-14】。複勝率はハイアベレージも勝ち数は2勝まで減った。今年もまだ金鯱賞でプログノーシスがあげた1勝のみ。強気にはなれない。 3位のハーツクライ産駒は、中京競馬場の芝レースで一番勝ち数が多いのが2000m戦。近5年で全42勝中20勝をマークしている。2022年にはこのレースにも出走するマテンロウレオがきさらぎ賞を勝利している。 5位のキズナ産駒は安定した成績を残しているが、人気と成績が比例するタイプ。5番人気以内【16-11-9-43】勝率20.3%、連対率34.2%、複勝率45.6%。6番人気以下【0-2-7-75】勝率0.0%、連対率2.4%、複勝率10.7%とはっきりしている。ちなみに二桁人気から馬券に絡んだ馬はいない。 【ランクインしている種牡馬を父に持つ出走予定馬】 ・アスクワイルドモア(キズナ産駒) ・アドマイヤハレー(モーリス産駒) ・エヒト(ルーラーシップ産駒) ・トーセンリョウ(ディープインパクト産駒) ・ベリーヴィーナス(キズナ産駒) ・マテンロウレオ(ハーツクライ産駒) ・ロードデルレイ(ロードカナロア産駒) ※除外対象馬除く