【バレー】東レ・髙橋健太郎「運を自分たちの糧として、サントリーさんに本当に思い切りぶつかってやるだけ」V1男子会見
3月23日に大田区総合体育館(東京都)で行われたバレーボールDIVISION1 MEN ファイナル6 WD名古屋vs東レ戦後の東レのインタビューをお届けする。
髙橋健太郎、富田将馬、小澤宙輝選手(東レ)
■東レアローズ ●髙橋健太郎選手(ミドルブロッカー) 今シーズンは運が味方してくれます。相手のエースのクレク(バルトシュ)選手が出場しない状況でフルセットまで行きましたが、なんとか勝てました。 本当に僕たち今シーズンいろんなゲームにおいてツイているので、この運を自分たちの糧として、明日のサントリーさんに本当に思い切りぶつかってやるだけだと思っています。 ●富田将馬選手(アウトサイドヒッター) 向こうのバレーボールも粘り強く、苦戦した部分はありました。 そこでチーム一丸となって纏まれてフルセットにはなってしまいましたが、勝ち切ることができて良かったと思います。 ●小澤宙輝選手(アウトサイドヒッター) 今日の試合は流れをこっちが掴んだり、向こうに掴まれたり、激しい戦いでした。 最後まで気持ちを絶たずに攻めて勝ち切れたのが良かったと思います。 ――髙橋選手に。クレク選手が出場しないことが分かってからどのようにブロックの組み立てを変えようとしたか? 髙橋:今日はクレク選手が出場すると想定してブロック対策を取っていました。 WD名古屋とのレギュラーラウンド最終戦で勝利した時の組み立てで、前回僕はクイックを結構触っていたので、前半はクイックを使ってこないと思っていました。 パイプ(バックセンターからのアタック)を絡めてからの(ライトのクレク選手の)エースバレーに頼ってくるだろうと予測していました。 クレク選手が出場しないのでミドルブロッカーの王(東宸)を使ってくるだろうと思いマークをしていました。 それでも引き続き多分僕の最初の予測通りのパイプを混ぜてクイックが全然前半使わないというその組み立てを彼(永露元稀選手)はしていました。 苦戦まではしていませんがちょっと嫌だなと思いながらリードブロックで対応してウチのフロアディフェンスが結構上がっていたので、もう少しその感じでやろうかなと思っていました。 全てにおいて。いいブロック、チームディフェンスができていたと思います。 繋ぎのミスやディグができてそこからの切り返しのトス(セット)のチョイスをもっと考えながら丁寧にやっていけばこの(3-2の)結果にならずに、ストレートで勝てた試合だと思っています。 明日はその悪かった部分をもう一回引き締めてやっていきたいなと思います。 ――西本(圭吾)選手と話している場面があったが。 髙橋:僕と彼のスタイルやアドバイスです。 僕と彼は身長の差があるので、僕の前で多分クイック使いたくなくて、パイプを使っていたと思います。 その反対側のポジションで入っている西本には(セッターの定位置から)前ずれ、後ろズレで間が空いていると結構(クイックを)使っていました。 西本は身長で僕よりも低い分、僕の裏ではクイックが増えるのでそれを言っていました。 Aパスが入った時はフラットに考えていいけど、少しでもずれたらクイックを使うので、そういった場合は本当にコミットしていいよという話をしていました。 ――富田選手と小澤選手に。ファイナル6は初めての経験だったが緊張したか?富田選手は力を抜いたアタックが多く見られたがWD名古屋への対策だったのか? 富田:自分的にはそこまで緊張することなく試合に入れました。 いつも通りできたよ思います。 軟打については対策というよりかは無理せず、空いているところに落とすというのを実施しながらスパイクに入っていました。 小澤:自分は今日緊張していて、公式練習中もちょっと何かいつもと違うなという感覚はありました。 途中から今日入り1点目がしっかりスパイクが決まったので、そこから自分の感覚を取り戻せたというかいい感じにできたので、そこは良かったです。
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