いまこそ、大人は“タフ顔軍パン”をリッチにこなすべし!
さて、まずは令和の軍パンの選びですが、ワイドシルエットの人気が上昇しているいま、実物の軍モノのように太めで無骨なものが正解。選びの詳細は下のとおりですが、合わせに関しては緩急を意識して軍パンと対極の上品かつリッチなアイテムでバランスをとりましょう。
Check!
【01】 男臭さ漂う太シルエット 【02】 色は本気のオリーブ一択 【03】 サイドポケットでムードUP
不埒な下半身を手に入れるために/リッチにこなすタフ顔軍パンカタログ
かつては細身テーパードが多勢を占めていた軍パンですがいまや実物ミリタリーを彷彿とさせる、太めでストレートのものが多彩なブランドからリリースされており選択肢も実に豊富になっています。しかも基となっているモチーフによってデザインのバリエーションも幅広いゆえ、お気に入りの一本をじ~っくり吟味して不埒な軍パンスタイルをお楽しみくださいませ。
◆ ハンティング・ワールド/クールに装えるオーセンティックな一本です
創業者ボブ・リーが生み出してきたアウトドアウエアなどから着想を得た、アイテムを展開する“オフロードライン”の軍パン。熱帯地域での使用を考慮した薄手ながら高耐久なリップストップコットン製ジャングルファティーグで、これからの季節に大活躍です。
◆ シオタ/オリジナルの完成度と現代のはき心地を両取り
米国陸軍のジャングルファティーグパンツのなかでも完成度が高いといわれる、サードモデルをほぼ忠実に再現したのがコチラ。上質なスビンコットン製のウェザークロスを用いており、優れた通気性としなやかな肌触りではき心地は現代的です。裾のドローコードを用いれば、シルエットを自在にテーパードさせることもできます。
◆ ロエフ/ちょい上品がオヤジにぴったりです
年齢を重ねても大切にしたい日常着と丁寧なモノづくりをモットーとするブランド。ワイドシルエットでディテールもヌカリない本格派なのですが、素材には高密度で上品な艶を湛えたコットンモールスキンを採用。どこかキレイめな雰囲気があって、男臭くなりすぎないのがい~んです。
◆ オアスロウ/思わず男惚れする骨太な雰囲気がプンプン
フレンチミリタリーの傑作M-47カーゴパンツをベースに、独自のフィルターでモディファイした逸品。テーラーリングに通じる縫製仕様や極太のシルエットなどはオリジナルから継承しつつ、日本でしっかりと織り上げたヘリンボーン生地を採用。男らしさとヴィンテージテイストが増した、骨太な仕上がりに。