“苦悩と復活”「今となってはバカだなと」坂倉将吾・広島カープ「勝ちたい一心」 天谷宗一郎と対談
◇ ◇ ◇ 石田充 アナウンサー 今週の「カーチカチ!テレビ」は週末、撮れたての 坂倉将吾 選手の今の心境。 田村友里 キャスター すごいタイミングでインタビューでしたね。あのホームランの直後ですから。 RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん インタビューの前、「頼む。勝ってくれ。坂倉選手、打ってくれ」って思って…。ヒーローになってホームランでしたから。 石田充 アナウンサー 最高ですよね。その前が4連敗でしたから。インタビューの続きです。 シーズンオフには自主トレ取材も行い、最後の2年間は現役もともに過ごしたRCC野球解説者・天谷宗一郎 さんが、9月7日(土)の試合終わりに 坂倉将吾 選手を直撃インタビューしました。 天谷宗一郎 さん 「今、優勝争いをしていく中で『もう前だけ向いていく』って、きょう、アキ(秋山翔吾 選手)がヒーローインタビューで言っているのに、後ろを振り向いてもらうのはちょっと申し訳ないんだけど、シーズン序盤はそうとうしんどい時期があったんじゃないかなと思うし、5月には 新井貴浩 監督にメディアを使って『逃さんぞ』って言われて、あのときはどうだった?」 坂倉将吾 選手 「そうですね…」 5月11日、不振にあえぐ坂倉は、直近の10試合でわずか打率.088(34-3)という結果に。この日も3打数ノーヒットに終わりました。 その試合後、新井監督は取材で「本人も苦しんでいると思う。リフレッシュしてこいか、逃さんぞという考えの2通りあるが、自分は逃がさんぞと思っている」とコメントしました。 坂倉将吾 選手 「正直、逃がしてくれよと思ったんですけど。逃がしてくれよっていうか、逃げるつもりもなかったですし、ぼくにとって2軍に行くことが逃げることではないと思っているので、1軍で結果が残せないのであれば、2軍に落ちるのはふつうのことってとらえ方なので、1回考えました。『逃がさんぞ』の意味は何なのかっていうのは」