【2025年期待の一頭】1年7か月ぶりでも勝った〝大器〟 GⅠ戦線でもやれるタッチウッド/芝井淳司
芝井淳司【タッチウッド(牡5・武幸)】
一昨年のこのコーナーで取り上げたタッチウッドを、再度、本年度の期待馬として挙げたい。 1年7か月の休み明けだった前走のアーモンドアイCでは、ハナに立ち後続を完封しての勝利だった。デビュー戦が524キロで、前走が540キロ。超大型馬だけに、脚元と相談しながらの調整でなかなか順調に使い込めず、今までのレースでの馬体も見ても、きっちり仕上がって使われたという印象はない。 そんな中でも、2戦目の共同通信杯では2着に来ている実力馬。明け5歳になるが、ここまでキャリア4戦(2勝)でまだまだ成長の余地を残している。今後順調にいけば、GⅠ戦線でも活躍が期待できるだけの器だ。
芝井 淳司