【中山金杯・傾向と対策】外枠不利、苦戦が続くディープ産駒、戸崎圭太騎手は“複勝率4割超え”などの傾向
【傾向と対策】中山金杯(G3・5日・中山・芝2000メートル) 中山金杯は、中山芝2000メートルで行われる。過去10年を振り返り、好走・凡走の傾向を探った。 ▼7枠が鬼門? 枠順別の成績は 1枠【1・2・3・12】 2枠【2・3・1・12】 3枠【2・0・2・15】 4枠【3・2・0・15】 5枠【1・1・0・18】 6枠【1・0・2・16】 7枠【0・0・0・20】 8枠【0・2・2・23】 勝率は4枠、連対率は2枠がトップ、複勝率は1、2枠がトップタイと比較的内枠有利で、外枠は成績が落ちる。特に7枠は複勝圏内どころか掲示板にすら1度も入っていない超鬼門。2015年ラブイズブーシェは3番人気14着、17年ストロングタイタンは2番人気9着と上位人気でも凡走している。今年7枠に入ったアドマイヤビルゴ、リカンカブール、クリスマスパレードは悪い流れを打ち破れるか注目だ。 ▼ディープ産駒が大苦戦 ディープインパクト産駒は【0・0・0・13】。複勝圏内はなく、掲示板に入ったのも15年パッションダンス(4着)の1頭だけ。今年はショウナンアデイブ、アドマイヤビルゴがエントリーしているが、血統的には強気になれない。 ▼戸崎に注目 戸崎は【2・1・1・5】で最多の2勝を挙げるだけでなく、複勝率も44・4%と好成績。2勝はいずれも1番人気(18年セダブリランテス、23年ラーグルフ)だが、21年には11番人気ウインイクシードを3着、24年には8番人気ククナを2着に導いている。今年コンビを組むエアファンディタは鞍上のレース相性から押さえておきたい一頭だ。
中日スポーツ