日経ビジネス電子版、5年ぶりのリニューアル:3つの”タイム”を軸に編集体制・コンテンツも変更
目的が違えば指標の捉え方も変わる。広告も含めた評価方法を検討中
リニューアルして1ヶ月後の取材であったが、効果はどうだろうか。まず、コンテンツを短くしたこともあり読了率が大きく向上したという。これまでは長い記事の場合、ページを分割していた。現在は利便性を重視し、「続きを読む」をクリックすると、コンテンツが下に表示されるようになった。 今回のリニューアルで、体制もコンテンツのあり方も見直しした。新しい運用体制が完全に軌道に乗っているわけではないものの、引き続き試行錯誤を続けていくという。次は、長年変えていないアプリのリニューアルを検討していきたいとのことで、次のように展望を語った。 ┌────────── アプリからのアクセスが増えており、すべての数値においてアクティブです。これまでは有料読者向けの特典としての性格が強かったアプリですが、日経ビジネスのブランドに初めて接点を持つ場としても活用していきたい。そのためにも、アプリでの体験を良くしていきたいです(原氏) └──────────
メディアのリニューアルだが、顧客体験を重視したという日経ビジネス電子版。今後、どのように効果が出てくるのか楽しみだ。