普通車から軽自動車に乗り換えたらもう1台欲しくなった
軽自動車、最高じゃん。 僕、自動車免許を取得してから30年以上経ちますが、その間ずっと普通車を乗り継いできました。基本的に4ドアセダンが好きで、1,500cc以上の普通車がクルマ選びの基本でした。 でも、3年前に軽自動車を購入したんですよ。そうしたら自分のクルマの乗り方にピッタリで、「軽自動車楽しい!」ってなっています。 そこで、軽自動車のメリットとデメリットについて、思うところをつらつら書いていきたいと思います。
軽自動車のメリット
僕の乗っているのは、スズキハスラーの初代後期型。見た目がすごい好きだったので、中古で見つけて速攻買いました(前のクルマは下取りに出しました)。 1. 維持費が安い まずはメリットについて。ひとつめは、維持費が安いこと。軽自動車重量税(自家用)は、年間1万800円(初年度検査年月から13年経過すると1万2900円)。自動車重量税は年間3,300円です。 税金が万単位で変わる 一方普通車の場合ですが、排気量により異なります。1.0リットル以上1.5リットル以下で年間3万500円。自動車重量税は0.5トンごとに4,100円となります(13年目移行は税額アップ)。たとえば1.3トンのクルマだったら、年間1万2300円となります。これだけでもかなり税金が安くなっているのがわかります。 燃費もぜんぜんちがう また、燃費も普通車に比べるとかなりいい。僕の愛車では、リッター16kmくらい(高速道路だとリッター20km超えることも)。以前乗っていた1.5リットルのガソリン車は、だいたいリッター9kmくらいだったので、かなり燃費が上がっていると体感しています。全然ガソリン減らないので、「なんかおかしいのか?」って最初の頃は思ってました。 その上、軽自動車はガソリンタンクがそれほど大きくないので、満タンにしてもだいたい3,500円くらいなんです。普通車乗っているところは5,000~6,000円くらいしていたので、この辺りも経済的だなーって感じています。 2. 取り回しがいい 次のメリットが、取り回しのよさ。ボディが小さいので車庫入れとか簡単ですし、スーパーの駐車場などにある「軽専用」って書いてあるスペースにも停められて、なんだか気分がいいんです。 あと、燃費がいいということもあり、クルマに乗る頻度が増えました。感覚的には「自転車でおでかけ」くらいの感じ。ほんと、日常の足って感じで、気軽に乗れるのはいいところです。 3. 洗車が楽 車体が小さいので、洗車も楽になりました。まあ、自分でガンガン手洗いするってわけじゃなくて、洗車機かけて、拭き上げ時に撥水スプレーとか使う程度の掃除ですけど、明らかに普通車のときより時間かかりません。 なので、結構洗車する頻度も上がりました。これもメリットといえばメリットでしょう。 デメリット さて、軽自動車のいいところを語ってきましたが、もちろん普通車と比べるとデメリットもあります。 1. 5人乗れない 普通車の乗用車なら、乗車定員は5名です。一方軽自動車は4名となります。僕はそんな大人数を載せる機会がないので大丈夫なんですが、大人数で移動することがある方は、軽自動車だと困ることがあるかもしれません。 2. 車内が狭い 最近の軽自動車は車内空間が広くなっているので、普通に乗っている分にはあまり狭さを感じません。ただ、大人4人が乗ると荷物を載せるスペースが狭くなります。荷物が多いときはいろいろ工夫しないといけません。 また、軽自動車は車体サイズに制限があるため、やはり狭く感じます。たまにコンパクトカーに乗ると、運転席の左右が広すぎて、逆に不安に感じます。 すっかり身体が、軽自動車のサイズに馴染んじゃってるんですね…。 3. 走行中の音がうるさい 軽自動車は普通車に比べて、ボディが薄めになっているので、走行中の音が結構大きく感じます。街乗りならそれほど感じませんが、高速道路を走っていると、カーステの音量かなり上げないと聞こえません。 あと、強い雨が降ったときも音がうるさい。ボディの薄さがモロに出ます。 4. スピードが出ない 660ccという排気量、普通に走る分にはそれほど困りませんが、高速道路で走っているとパワー不足を感じることはよくあります。時速80kmくらいまではスムーズですが、それ以上出そうとするととたんにエンジンがうなりを上げ、時速100kmくらいで「もう限界です、げ、限界です」みたいな感じを出してきますし、運転しているこちらも「これ以上はちょっと…」と、アクセルを緩めてしまいます。 僕はあまりスピードを出すタイプではないのであまり気になりませんが、ロングドライブが多いという人にとってはこの辺が結構ストレスになるかも。ターボが付いていれば少しは解消されるかもしれません。