【ホラー漫画】河川敷にある“ナニカ”を探す不良少年と少女の奇妙な物語にゾクッ「幽霊怖すぎ」「伏線ありそう」の声が続々【作者に聞いた】
「想定外」「予測不能」なショートホラー漫画をSNSに公開している、誰でもない( @daredemonaidare )さん。2024年4月29日に公開されたオリジナル作品「探し物」は、自分のサイフを落とした不良少年が、河川敷で小学生と一緒に探し物を見つけるショートホラー短編だ。今回は、作者の誰でもないさんにインタビューを行い創作の舞台裏を聞いた。 【ホラー漫画】「探し物」本編を読む ――「探し物」の着想のきっかけを教えてください。 【誰でもない】よくある「財布を落とす」という始まりから何か展開していかないか?と考えたところからです。 ――誰でもないさんにとって「探し物」でユニークな体験はありますか? 【誰でもない】昔、ダウジングというものを初めて知りしばらく経ったある日、テレビのリモコンがどうしても見つからないことがありました。そこで、ダウジングの真似事として適当にペンを投げ、ペン先の指し示す方向を探してみたところ即見つかったという経験があります。とても驚きました。なので、その後も探し物をする度に同じことをやったのですが、最終的には見つからないことの方が多くなり、こんなものか…と(苦笑)。 ――誰でもないさんは、「幽霊」や「怪異」見た経験はありますか? 【誰でもない】はっきり幽霊だと確信して見たことはないですが、学生時代、寝起きにクローゼットの上の方をふと見ると目がくっきりと一つ浮かんでいるのを見たことはあります。寝起きで脳が半覚醒状態だったために見えた幻覚のようなものと捉えています。あまりにくっきり見えるので消えるまでじっと見ていました(2分くらい)。幽霊や怪異はめったに見られるものじゃないと思うので、見られるものなら見たいですね。 ――本作で特にこだわった表現、演出を教えてください。 【誰でもない】こだわりと言える程のものはないですが、雲を暗く描くだけで「夕方の空」感が出るのは最近お気に入りです。 取材協力:誰でもない(@daredemonaidare)