蛯原友里さんが登壇「育児を取り巻く環境がより良く優しいものになってほしい」『日本橋 母乳バンク』がリニューアル!
子どもはどこで生まれても元気に育つ権利がある。そのための母乳バンクとドナーミルク
日本母乳バンク協会設立から今まで長年尽力してきた水野先生は、改めてドナーミルク、母乳バンクの認知が広がり、支援が広がることを願います。 「子どもはどこに生まれても同じ命であることは変わりません。どこで生まれても元気に育つ権利があります。だからこそ、私たちは安全性を証明できる体制を作り、全国のどこの病院のNICUでもドナーミルクを使っていただけるように、バックグラウンドの整備にさらに力を入れていきたいと思います。自分の赤ちゃん、また家族が早産や低体重児になる可能性があるだけではなく、すべての赤ちゃんが元気に育ち、笑顔がいっぱいの社会が育まれるように。これからも母乳バンクに力添えをいただきたいと思います」
イベントの最後に蛯原友里さんが登場。水野先生との出会い、そしてひとりの母親として育児環境がより良いものになって欲しいという願いを力強く語ってくれました。 「水野先生とはご縁が長く、長男が生まれた時からいろいろ相談に乗ってもらい私の心の支えになってくれていました。水野先生が母乳バンクの普及に向けて積極的に活動されているのを聞いて、素晴らしいことだと感心していました。小さい赤ちゃんにとって母乳がいかに大切であるかをみなさんに知ってもらうこと、そのお手伝いをできることを嬉しく思います。水野先生の“まずは知ることから初めて見ませんか?”という言葉から母乳バンクを知り、新しい社会との関わりを考え、クラウドファンディング参加された方も多いと思います。たくさんのご家族にドナーミルクを届けるために皆さんと一緒にこの取り組みを応援できたらと思います。私も一人の母親として、育児を取り巻く環境が、より良い優しいものになっていくことを心から願っています」
パネルの贈呈、テープカットが行われ、イベントは締めくくられました。 イベント終了後には、施設の見学会を開催。私も見学させてもらいました。「日本橋 母乳バンク」はふだん公開されていない場所とのことでしたが、とても明るく気持ちのいい空間です。中では2人の助産師さんが届いたドナーミルクの低温殺菌処理の作業をしていました。医療レベルと同等の微粒子が少ない空間で、安全に処理されたドナーミルクがここから全国に旅立っていきます。