横綱照ノ富士「先場所よりも全然良い」 初場所での復帰に意欲、2場所連続休場中
大相撲の横綱照ノ富士(33=伊勢ケ浜)が、初場所(来年1月12日初日、東京・両国国技館)での復帰に向けて意欲を示した。力士会が行われた両国国技館で取材に応じ、「やれることをやっていく。もう少しペースを上げていければいいと思うが、まだ時間もある」と前向きにコメントした。 2場所連続休場明けで臨んだ7月の名古屋場所で、10回目の優勝を遂げた。しかし糖尿病や膝の痛みなどの影響で、再び2場所連続休場中。回復が待たれる中、冬巡業では「1日だけ」とはいえ土俵上で相撲を取るなど光明が差しつつある。秋巡業では相撲を取る稽古を1度も取れなかっただけに、「先場所よりも全然良い」と自身の現状について語った。 初場所で土俵に立てば3場所ぶり11度目の優勝を目指すことになる。