「彼はとても繊細」関係者がデヴィッド・ボウイの素顔を明かすドキュメンタリー予告
デヴィッド・ボウイのドキュメンタリー映画「デヴィッド・ボウイ 幻想と素顔の狭間で」の予告編と新場面写真6点が解禁。ダイアモンド☆ユカイのコメントも到着した。 【動画】関係者たちがデヴィッド・ボウイの素顔を明かす、ドキュメンタリーの予告編はこちら 2016年に69歳で死去したボウイの活動初期にフィーチャーした本作。BBCのプロデューサーであるジェフ・グリフィンや、バックバンドのスパイダーズ・フロム・マーズとしてボウイのアルバム制作やツアーに参加したハービー・フラワーズ、ウッディ・ウッドマンゼイらがボウイの足跡を振り返るほか、元妻のアンジー・ボウイは彼との出会いや実像について告白している。 YouTubeで公開された映像には、ボウイについての「彼はいつも有名になりたがってた」「変化の中で苦しんでるのは明らかだった。彼はとても繊細だったから」といった証言が収められた。ひと足先に鑑賞したダイアモンド☆ユカイは、本作で「未完成なロックスター人間ボウイを知ることができる」と語り、「『レッツ・ダンス』で世界を一世風靡するまでは誰もがボウイの実態を測りかねていた。でも本当のボウイは変わり続けてゆくソウルだったのかもしれない」とつづっている。 「デヴィッド・ボウイ 幻想と素顔の狭間で」は、1月10日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開される。 ■ ダイアモンド☆ユカイ(ロックシンガー / 俳優)コメント ロックのスーパーヒーロー ジギー・スターダストはその時代に流行った唯のグラムロッカーじゃなかった。 それは時計じかけのオレンジが宇宙に飛び散って炸裂したシアトリカルなロックンロールを奏でる演劇だった。 レコードが発売されて観客が理解するのに2年の月日がかかった。その頃にはボウイは次々と新しい化身に姿を変えてゆく。「レッツ・ダンス」で世界を一世風靡するまでは誰もがボウイの実態を測りかねていた。 でも本当のボウイは変わり続けてゆくソウルだったのかもしれない。 今でもますます神格化したボウイだけど、この映画では、ジギー・スターダストを共に生きた元妻アンジーやトレバーやヴィスコンティらが語る初めてのレコーディングの時に、父親の死を乗り越えようとしてた話やド派手な衣装を着ることを恥ずかしがっていた話など当時の未完成なロックスター人間ボウイを知ることができる。 NO ZIGGY STARDUST, NO DAVID BOWIE!! (c)SHORELINE ENTERTAINMENT