JR西・関西私鉄など「緊急事態宣言」受け終電繰り上げや減便実施
大阪府、兵庫県、京都府などに緊急事態宣言が発令されたことを受け、JR西日本は26日、終電時刻を繰り上げることを発表した。このほか、関西の各私鉄も同様に終電を繰り上げることを発表した。 【拡大画像】大阪府「緊急事態措置に基づく要請」の資料
JR西日本によると、28日から緊急事態宣言解除までの間、平日は大阪環状線の大阪、天王寺両駅を出発する最終電車を最大16分繰り上げる。 近鉄日本鉄道(近鉄)は、29日から当分の間、近鉄大阪線、奈良線、南大阪線、京都線で、大阪上本町や大阪難波、大阪阿部野橋や京都を出発する最終電車を、最大30分繰り上げるとした。
南海電鉄は、29日から当分の間、南海本線、高野線でなんば駅を出発する最終電車を各15分ほど繰り上げる。 京阪電鉄は、30日から宣言が解除されるまでの間、淀屋橋駅と出町柳駅を出発する最終電車を、最大で19分繰り上げるとしている。
阪神電鉄は、29日から宣言が解除されるまでの土・日・祝日は、午前11時から午後3時までの間で、大阪梅田から尼崎までを走る急行12本を削減するとしている。 阪急は現在、対応を検討中としている。 そして、大阪メトロはすでに25日から土・日・祝日運行するダイヤ、午前9時頃から終電までの間を2割程度減便を行っている。また、今年1月18日から行っている平日午後10時以降の減便についても引き続き行っていくとしている。