「プロABC契約の撤廃は悲願」JPFAの吉田麻也会長がJリーグの契約制度改訂に深く感謝「日本サッカーにとって、とても大きなこと」
「引き続き、しっかり話し合っていきたい」
Jリーグは9月24日、選手契約制度の改定を発表。そのリリース内で、日本プロサッカー選手会(JPFA)会長で、ロサンゼルス・ギャラクシーに所属するDF吉田麻也のコメントも公表された。 【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開! この改定では、1999年から継続してきた「プロABC契約」は撤廃。現行のプロA、プロB、プロC、アマチュアに区分されている選手登録は、登録がプロとアマチュアのみの区分となり、プロAが670万円、プロCは460万円が上限だったプロ初年度の年俸は、改定後には1200万円となる。 また、現行ではなかった“最低年俸”も設定され、J1は480万円、J2は360万円 、J3は240万円となる。プロ選手の最少登録数は、現行のJ1の20名以上(うちプロA15名)、J2のプロA5名、J3の3名から、全カテゴリーで20名に変更される。 そのなかで、吉田は以下のようにコメント。 「選手契約制度の改定に向けて、Jリーグ、Jクラブ、JFAの関係者の皆さまには、真摯に弊会とお話し合いいただき、全選手を代表し、深く感謝申し上げます。プロABC契約の撤廃は、歴代選手会長から引き継ぐ悲願でもあり、弊会会員、役員とたくさん意見交換してまいりました。 今回の改定は、世界トップレベルのリーグ、クラブ、選手を目指す今後の日本サッカーにとって、とても大きなことと感じています。引き続き日本サッカーの未来のために、しっかり話し合っていきたいと思います」 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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