同僚が「節約になるから」と、ランチに毎日「マクドナルド」を食べています。自炊したほうが安い気がするのですが、どちらが安く済むのでしょうか?
食費が高くなっている昨今、昼食代をなんとか安く済ませたいと思う人もいるでしょう。同僚が「節約になるから」と毎日の昼食をマクドナルドにしているけれど、自炊と一体どちらのほうが安く済んでいるのか、その差はどのくらいなのか、知りたいと思う人もいるかもしれません。 本記事では毎昼食をマクドナルドにした場合にかかる費用とともに、自炊の場合の費用差についても解説していきます。 ▼節約のために「カップラーメン」はNG? 栄養バランスと節約を両立させる方法とは?
マクドナルドを食べる頻度はどのくらいの割合が多い?
まず、周りの人たちがマクドナルドをどのくらいの頻度で食べているのか確認しましょう。LINEヤフー株式会社が提供するスマートフォン専用のリサーチプラットフォーム・LINEリサーチが行った調査によると、マクドナルドを食べる頻度は図表1の通りとなっています。 図表1
LINEリサーチ マクドナルドで一番好きなハンバーガーは?より筆者作成 図表1の通り、「月に1回」が一番多い結果となっており、月に1回以上利用している人の割合は全体の半分です。一方で「全く食べない」という人は3%しかいません。これらを考えると、やはりマクドナルドの利用者はかなり多いことが分かります。
マクドナルドを昼食にするとどのくらい費用がかかる?
マクドナルドを昼食にする場合、どのくらいの費用がかかるのか計算してみましょう。今回は平日のお昼の時間帯に提供されている「ひるマック てりやきマックバーガーセット」(税込600円)を毎回注文していると仮定して計算します。 1ヶ月の勤務日数を20日にすると600(円)×20(日)=1万2000円となります。さらに計算すると半年で7万2000円、1年で14万4000円となります。1年で10万円以上の支出は、負担が大きいと感じる人もいるかもしれません。
自炊でお弁当を作る場合とマクドナルドを購入する場合の費用差は?
自炊でお弁当を作る場合にはどのくらいかかるのでしょうか。ニチレイフーズの調査によると、お弁当にかける経費は平均で222.3円となっています。最もお弁当に費用をかけている沖縄県でも273.6円という結果で、お弁当作るのに300円もかからないことが分かります。 今回はお弁当を作る場合にかかる費用を平均額の222円として、マクドナルド購入時との費用差を比較します。 まずお弁当を作る場合とマクドナルドを購入する際の1日の費用差は「600(円)-222(円)=378(円)」です。さらに計算していくと1ヶ月(20日勤務と仮定)だと7560円、半年だと4万5360円、1年だと9万720円という結果となります。お弁当を作るほうがかなり安く済むことが分かります。