特殊冷凍で名産品売り込め 常陽銀と提携、地方活性化狙う
食材の風味や食べ応えを損なわずに保存する特殊な冷凍機を展開するデイブレイク(東京)が、地方の名産品の価値向上を目指し地方銀行との連携に乗り出した。昨年11月、初めて常陽銀行と業務提携を締結。高度な冷凍技術で地方活性化を狙う。 デイブレイクは独自のファン制御システムを搭載した急速冷凍機「アートロックフリーザー」を2021年から販売。冷凍時に食品の細胞に与えるダメージを軽減し、食材の変色や、解凍時に肉から水分がしみ出る「ドリップ」などを防ぐことができるという。 冷凍機はこれまでに700社以上が導入。おにぎりや果物といった幅広い食べ物に対応でき、自然解凍でもおいしい点が特長という。