私には4人もお母さんがいるんですよ――出産からもうすぐ1年、再始動するすみれの人生設計
ハワイで高校を卒業した後、ペンシルベニア州ピッツバーグのカーネギーメロン大学演劇科に進学した。同校はアメリカでもトップクラスの演劇学校で、イーサン・ホークやガブリエル・マハトをはじめ、多くの名優を輩出している。2014年に全米ドラマデビューを果たし、その後ハリウッド映画にも出演したすみれ。やはり将来的にはアメリカで活躍したい思いがある。 「今はハリウッドでも、アジア人の役が増えています。どの人種でも大丈夫というオーディションもたくさんあるので、挑戦は続けたいですね」 ハリウッドならロサンゼルス。ブロードウエイならニューヨーク。いずれにしても軸足をアメリカに置いていなければならない。そんな意向を、家族はどう捉えているのだろうか。 「夫は、いますぐロスに引っ越そうって言ったら、リモートでも仕事ができるので『よし行こう!』ってなると思います。『全力ですみれを支えるからね』と。フットワークも軽くて、頼れる人です」
インスタ見て落ち込む日々、ベビーポリスは怖い
歌手としての評価も高いが、現在はカバーアルバムのプロジェクトが進行中だ。 仕事と子育てをバランスよくこなす毎日。将来への夢もあり、順風満帆なママライフ……というところか。 「いや~、本当に、楽しいんですけど、たまに自信がなくなっちゃうときもあって。夫に泣きながら、『私にはママは無理かもしれない』って言っちゃったり。すると夫は『ばか言うな、大丈夫、君はもう、いるだけでママなんだから』とか言って励ましてくれるんですけど」 息子が思うようにご飯を食べてくれないときや、機嫌がなかなか戻らないとき。 そんなとき、ほかのママたちのインスタグラムを見て、「こんなにみんなちゃんとやってるんだ。それに比べて私は……」とさらに落ち込むこともあったという。 「ダメですよね(笑)、だからなるべく私はインスタとかSNSに入り込まないようにって、今はしているんです。あんまり比べちゃうのって、よくないから。それに、“ベビーポリス”が多いじゃないですか。それこそコロナポリスみたいに、コメントで、子育てについてダメ出ししてくる人が。これまで、アンチみたいな意見をあまり受けることがなかったんですけど、ベビーポリスにはちょっと心がやられてしまって。気にせず、強くいけたらいんですけど。何か言い返したらまた拗れそうで。こちらのファンには返すのにあちらのファンには返さないみたいな、そういうモヤモヤも嫌だなって」