私には4人もお母さんがいるんですよ――出産からもうすぐ1年、再始動するすみれの人生設計
考えた末、インスタグラムでプライベートな内容を公開することをやめた。 投稿するのは、仕事に関連する写真が中心だ。過去に掲載した家族写真なども、ほとんど削除した。 「ベビーポリスは怖いんですけど、なんとなく、自分の中でオン・オフをはっきりさせたいという気持ちも出てきたんです。子育て中は、あまりインスタばかり見ていないで、ちゃんと集中したいなと。どうせ息子を載せたとしても、スタンプで顔を隠していたわけですから。ストーリーズくらいなら、一日で消えちゃうから、もう少し気楽にアップしてもいいのかなって最近思ったりもしますけど、何か残ってトラブルになったりしたらって想像したら、やっぱり不安で。息子も意思疎通ができるようになって、『いいよ』って言ってくれたら、その時はまた変わるかもしれませんけど」 産後のこうした心の揺らぎには、共感する女性も多いのではないだろうか。 「今はママとして、あまり神経質になりすぎないようにしたい。土屋アンナさんが、『全然適当でいいんだよ』って言ってくれたんです。一人目で不安になることは多いけど、赤ちゃんは大丈夫、ちゃんと育つよ、とアドバイスしてくれて、それが私には一番響きました。自分で自分にも『大丈夫だよ』って言い聞かせています」 初めての子育てに向き合いながら、心のあり方を整えたいと模索する。真面目で優しい性格は、まさに見た通りだ。細やかな気配りができるタイプだからこそ、時に思い悩んでしまうこともある。 「悩みます、いろいろと。でも、なるべく人に相談するように心がけてます。友達、家族、あとはセラピストにも話して、一人で抱え込まないように気をつけていますね」
私には4人もお母さんがいるんですよ
芸能一家に生まれ、日本とアメリカを行き来するという特殊な環境で育ったが、息子にはどんな人生を望むのだろう。芸能人はもうこりごり……と思うのか。 「いやあ、全然。逆に、まったく専門外に進むって言われたら、何のアドバイスもしてあげられないから(笑)。芸能界って言われた方が嬉しいかもしれない。夫も歌が得意だから、歌やダンスが上手になるんじゃないかな?と思ってるんです。日本だけじゃなくて、アメリカでの生活も体験して欲しいですね。まあ、親戚たちは『野球選手になって』とか好き勝手言いますけど(笑)」