「憧れの進学校に合格したけれど…」“ギャップ”を感じたからこそ、子どもに伝えたい勉強をする“本当の意味”
学校によって違う? 将来の選択肢
そんな自分の経験を踏まえた話をしながらも、進学校とそうでない高校の、その後の選択できるものの違いについても、しっかりと話しています。 例えば、この学校なら、勉強を頑張ったらこの職業を選ぶことが出来るかもしれないけれど、こっちの高校だと、その職業になるための大学に進学することが難しかったり、少し遠回りになってしまうこともある、というようなこと。また、この高校だとこんな強みがあるけれど、勉強する量は多くなる。だけど、こっちの学校では学ばない、こんなところまで学ぶことが出来るよ、ということも。 目先のことだけなら、楽しくて勉強の少ない高校を選びたくなるかもしれませんが、「あの頃勉強しておけばよかった」そんな経験談を語る人が少なくないのも事実です。 なので、子どもには学校の様子だけではなく、その後のことも子どもなりに理解しながら、いろんなメリットデメリットも含めたうえで、学校を選ぶひとつのきっかけになれたらよいなと思っています。 次回は、子どもに「勉強って何のためにするの?」と聞かれたら何と答えているかについてお話ししたいと思います。
【Profile】にこはな(@nicohana.ouchi)
にこはな 2歳、6歳、7歳、9歳の4児の母。産婦人科/NICU/小児科で看護師として勤務。ダウン症のある次男を出産後に退職。現在は保育園や障がい者福祉施設、放課後デイなどをまわり支援する看護師として勤務する傍ら、モンテッソーリ教師資格取得に向け勉強中。ベビーマッサージ/ヨガレッチ教室講師。小児専門理学療法士の夫と共に、運動×モンテッソーリを取り入れた療育×健常児も交われるような施設を開く夢の実現のために活動中。 Instagram:@nicohana.ouchi ブログ:https://nicohana.com/
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