ラビオ、新監督就任やCL復帰などでユヴェントス残留に心が傾く!?
上体フェイクで次々とかわすドリブルが魅力
セリエAのユヴェントスとMFアドリアン・ラビオとの契約延長交渉が順調に進んでいるようだ。 ラビオは今シーズン、リーグ戦で31試合に出場し、そのほとんどの試合で90分間をピッチの上でプレイし、チームの勝利に大きく貢献した。ユヴェントスとの契約は6月30日までとなっており、その後フリーエージェントとなれば、マンチェスター・ユナイテッドやニューカッスル、またセリエAのライバルのインテルなどが獲得を狙っているとされ、去就が注目されていた。 そんな中、『Football Italia』によると、ユヴェントスは彼の新契約に対し、シーズンあたり800万ユーロを用意しているとのこと。ラビオの要求は年間1000万ユーロとされているが、この提示額は本人の希望とそれほどかけ離れたものではないため、契約がまとまりそうだという。 またこのように彼が満額を得られなくてもビアンコネリへの残留に心が傾いている要因は、他にもいくつかあると見られている。一つはラビオのパリ・サンジェルマン時代の同僚であるチアゴ・モッタの監督就任が決定的であること、二つ目はユヴェントスのチャンピオンズリーグ復帰、そして最後に2025年クラブワールドカップの出場権獲得だ。 フランス代表では2022年W杯で準優勝に貢献した超一流プレイヤーであるラビオが、常にトップレベルで戦いたいという意欲を持っていることは頷ける。それだけに来シーズンのユヴェントスは、これまでよりいい条件が揃っているようだ。果たして白黒の縦縞のユニフォームを着た彼の姿が再び見られるだろうか、続報を待ちたい。