ライトアップした路上や寺を散策 23日から埼玉県秩父市で「彩りさんぽ」開催
埼玉県秩父市の冬の風物詩として知られる、ライトアップした通りや境内を歩いて楽しむ無料のイベント「秩父夜街(よるまち) 彩りさんぽ」が23日、同市の商店街の路上や神社で始まる。時間は午後5時半~9時(12月23日~1月5日は一部会場のみ点灯)。令和7年2月16日まで。 主催は秩父地域おもてなし観光公社。同公社によると、観光客が少ない秩父の冬の夜の集客対策のひとつとして企画。ライトでモミジなどをイメージした和テイストの紋様が街や寺を彩り、ネイキッドが開発した提灯(ちょうちん)を借りれば、路上に万華鏡のような模様が浮かび上がり散策できる。 市指定有形文化財の小池カフェ(旧小池煙草店)が建つ番場町の通りや、樹齢約100年の大ケヤキ「龍神木」がある秩父今宮神社など4カ所に、今年は秩父札所の13番慈眼寺と15番少林寺の2カ所が加わり会場は6カ所となった。 会場周辺の飲食店約50店で割安に酒やグルメが楽しめる「秩父夜バル祭 彩さんぽ」も同時開催する。提灯の貸し出し(土日のみ)は小池カフェ(午後5時半~7時45分。600円)で行い、夜バルチケットも同所で購入できる。問い合わせは、同観光公社(0494・26・6260)へ。