兵庫知事選で再選の斎藤元彦氏 失職後初登庁で抱負「コミュニケーションを」対話路線を明言
兵庫県知事選で再選された斎藤元彦氏が19日、疑惑告発文書問題で失職してから初めて県庁に登庁し、2期目の斎藤県政がスタートした。 午前10時ごろ登庁した斎藤氏を約50人の支援者が出迎えた。失職し最後の登庁となった9月27日は見送りの数もわずか。花束贈呈もなかった。再選しての登庁では一転、庁舎の正面玄関に集まった支援者一人一人と握手。支援者から選挙戦でチームカラーとしたターコイズブルーのバラの花束をもらい、笑みを浮かべた。 就任式では県職員の前で「謙虚な気持ちで丁寧に対話を尽くす」と抱負を述べ「不安な気持ちを与え、心からおわびする」と職員たちに謝罪。就任会見では「何よりも職員や県議会とコミュニケーションを取ってやっていきたい」と対話路線を明言した。