約6年ぶりツアー復帰の森田理香子はドライビングディスタンス1位を記録! 首位は西郷真央が独走。「ダイキンオーキッドレディス」2日目をプロがレポート
「ダイキンオーキッドレディス」の2日目を終えトータル11アンダーで西郷真央が4打差をつけ首位を独走。2位に菊地絵理香、3位に岩井千怜と続く。みんなのゴルフダイジェスト特派記者でプロゴルファーの中村修が現地からのレポートをお届け。 森田理香子のドライバー斜め正面連続写真はコチラから
「ダイキンオーキッドレディス」の2日目は予報通り、時折り強く降る雨模様。昨日と比べて気温も下がり飛距離のアジャストが難しくなるコンディションでした。 今日注目したのは、地元沖縄出身でホステスプロとなっている新垣比菜選手と6年ぶりのツアー出場となった森田理香子選手です。 新垣選手は一昨年から青木翔コーチに指導を受け、23年のシード権獲得はなりませんでしたがQTを13位で突破しシード権復活をかけてシーズンに臨んでいます。オフには積極的に青木コーチのいる兵庫県に通いさまざまな取り組みをしてきたと話します。
2日目を終え、2オーバーの41位タイまでがカットラインとなりましたが、結果は新垣選手は3オーバー57位と1打足りずに予選落ち。初日も2日目も上がりの3ホールを3連続ボギーとし、悔しい予選落ちとなりました。 「パッティングを最後までグリーンに合わせられなかったことが残念です。やはり後半は地元開催、ホステスプロとしてのプレッシャーがありました」とラウンド後に話しを聞かせてくれました。 青木コーチは「チップインが2つあり、オフにやってきたことができていたし、ゴルフに対する姿勢や取り組みは評価できるものがありました。この1試合だけで評価するのではなく、試合でのミスの傾向も見えてきたので今後も取り組んでいきます」とオフの取り組みも評価しつつ、新たな課題が見つかったので、そこの修正をしたいといいます。
落ちていたドライバーの飛距離が戻って来ているという新垣選手は、今週からテストが開始されたフジクラ「24ベンタスブルー」を実戦投入し、初日のスタッツは233ヤード、フェアウェイキープは14回中10回とまずまずの結果を残しています。バーディパットが決まると地元の多くのギャラリーから声援が飛び、応援を力に変えて最後まで頑張れたことは次につながると思います。
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