面接に落ちた理由は「Z世代だから」。採用担当者の“ありえない発言”に女性が号泣(海外)
「Z世代だからあなたは落ちた」。海外に住む女性が発信した“面接の体験談”に、多くのユーザーから関心が寄せられています。動画はこれまでに100万回近く再生されました。 【動画】面接官からの“衝撃の一言”を明かしたアレハンドラさん
投稿したのは、1990年代後半~2010年代前半に生まれた、いわゆる「Z世代」のアレハンドラさん。 「いま、就職市場がどうなっているのか気になるのなら、この腫れたまぶたを見ればわかる」と泣き疲れた様子で動画に登場し、さらにこう続けました。 「面接官に『あなたはZ世代だから面接に落ちた』と言われました」
アレハンドラさんが面接を受けたのは、現在働いている職場の違う部署のポジション。海外では、会社によって特定の職位やポジションごとに求人の募集がかかるケースもあります。 かつて同部署で2年間働いた経験のあるアレハンドラさん。働いていた当時、しっかり仕事をしていたといい、チームメンバーとの関係も良好だったことから、面接には手応えがあったと話します。 しかし、1週間経っても返事がこなかったといいます。そんなとき、偶然にも選考に携わっていた採用担当者と鉢合わせたそう。 アレハンドラさんは、採用担当者から「採用ポジションは埋まってしまった」「他の候補者の方がチームに合っていた」と、その場で初めて自分が面接に落ちたことを知らされたそう。 アレハンドラさんが「今後の面接に向けて、私が改善できることはないか?」とフィードバックを求めたところ、採用担当者はこう返してきたといいます。 「面接で、健康上の問題があると告白したり、SNSで発信をしていることを話したりしていた点はまずいと思います」 「そして何より、今後5年間のキャリアプランがなかったのが最大の懸念点でした」 採用担当者はさらに、「計画性のなさは“Z世代の問題”」「“計画が苦手=結果にコミットしない”と示しているようなもの」とはっきり述べたそうです。
コメント欄には、主にZ世代のユーザーからさまざまな反応が寄せられました。 ユーザー①「コロナ禍を経験した若い世代は、“計画をするという感覚”がわからなくなりました。将来がどうなるか予測できない時代を生きる私たちに、5年はおろか、1年先の計画を立てるなんてできないんです」 ユーザー②「“今後5年間のキャリアプランは何ですか?”。私もこの質問に答えられず、面接に落ちた経験があります」 ユーザー③「これって年齢差別じゃない?だって、年齢に基づいて採用ポジションを拒否されたってことでしょ?」 ユーザー④「私の恋人は、スーパーマーケットの面接試験を受けました。いずれは大学院に行こうと思っていると伝えると、最低10年間は働けないという理由で、面接に落ちました」
なかには、こんな意見もありました。 ユーザー⑤「採用担当者の言っていることが間違っているとは思いません。なんでもかんでも伝えればいいとは思わないです」 ユーザー⑥「私はZ世代と仕事をしていて楽しいです。私たち年上には、世代の違いを理解する必要があると思います。だからあなたには価値があります」 ユーザー⑦「ミレニアル世代(=1981~1996年生まれ、現在27~43歳)だけど、私も5年間のキャリアプランなんてありません。そんな先の将来なんて、誰も見通せるはずがないですよ」
BuzzFeed Japan