「微笑みの国」タイの魅力を紹介するイベントが東京と名古屋で開催する
「微笑みの国」として知られるタイ王国の魅力を紹介するタイフェスティバルが東京で5月11~12日、名古屋で同18~19日に開催される。日本で人気が高まっているタイフード、雑貨などを購入したり、舞踊などの文化に触れたりするまたとない機会だ。 タイ料理のレストランが増え、スーパーマーケットで扱われるタイフードの種類も増加したとはいっても、まだまだ、タイの地方色豊かな屋台料理の実演販売を見る機会はなかなかない。そんな本場の食文化を堪能できるのがタイフェスティバルだ。 タイフェスティバル東京は、もとはといえば2000年に初めて東京都渋谷区の代々木公園で開催された「タイフードフェスティバル」。東京近辺のタイレストランが出店し、約3000人が来場したという。
その後、代々木公園を会場に毎年開催し、2005年の第6回目には、タイ料理以外にも様々な魅力を広めるため「タイフェスティバル」に名称を変更、タイの果物や物産の宣伝・販売やスポーツ、舞踊、音楽などのステージイベントなど、内容も充実。近年では来場者は約30万人規模となっている。 一方、タイフェスティバルin名古屋は2005年に始まった。会場は名古屋市中区のエディオン久屋広場。会場はまるでバンコクの街中のようで、所狭しとタイフードの屋台が並び、たちこめる香りが食欲を刺激する。ステージではタイ舞踊やムエタイ(タイ式キックボクシング)のデモンストレーションが繰り広げられる。 出店するタイレストランの中には、名古屋市内のタイ料理の名店「サイアムガーデン」も含まれる。
タイフェスティバルの会場では様々な新発見や出会いが待っているはずだ。たとえばタイカレー。ふだんスーパーマーケットで目にするタイカレーは、グリーンカレー、イエローカレーなど定番のものが多い。 だが、東京でも名古屋でも、タイフェスティバルの会場では、これまで味わったことがないハーブをたっぷり使った、タイの地方発の様々なタイカレーが発見できることだろう。