本田圭佑も祝福! 開始2分の危険プレーで数的不利のボタフォゴ、元広島FWのゴールなどで初の南米王者に輝く!【コパ・リベルタドーレス】
現地時間11月30日、南米のクラブ王者を決めるコパ・リベルタドーレスの決勝が行われ、ブラジルのアトレチコ・ミネイロとボタフォゴFRが対戦。1-3でボタフォゴが優勝を果たした。 【動画】ボタフォゴがクラブ史上初の南米王者に輝く! かつて本田圭佑も在籍したボタフォゴ。本田退団後にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)に降格も経験したが、再びセリエAでプレーし、2023シーズンは5位の成績を残していた。 アルゼンチンのリーベル・プレート・スタジアムで行われたブラジル勢同士の決勝。アトレチコ・ミネイロは、かつてJリーグでもプレーしたフッキが先発した試合。開始1分過ぎにまさかの事態が起こる。 センターサークル内でルーズボールに対し、アトレチコ・ミネイロのファウスト・ベラが頭で突っ込むと、ボタフォゴのグレゴレが足を高くあげると、頭部に直撃。グレゴレはわずか2分で一発退場となった。 開始早々に数的不利となったボタフォゴ。アトレチコ・ミネイロの攻勢を凌いでいく展開となる。 フッキを中心に攻め立てるアトレチコ・ミネイロだったがゴールはなかなか奪えず。すると36分、左サイドを仕掛けたルイス・エンヒキがマイナスのパス。これを味方がミドルシュートで狙うと、ブロックされたこぼれ球をルイス・エンヒキ蹴り込みボタフォゴが先制する。 数的不利ながらも先制に成功したボタフォゴは、前半終了間際にPKを獲得。これをマンチェスター・ユナイテッドなどでプレーしたアレックス・テレスが強烈に蹴り込み、リードを広げる。 前半のうちにリードを広げたボタフォゴだったが、アトレチコ・ミネイロは後半早々に反撃。47分に左CKからのフッキのクロスを、ボックス中央でエドゥアルド・バルガスがヘディングで合わせ、1点差とする。 1点差に詰め寄ったアトレチコ・ミネイロは後半猛攻を仕掛け、何度となくボタフォゴゴールに迫るが、なかなか同点ゴールを奪えない。 ボタフォゴは防戦一方となり、カウンターから何度か攻め立てた中、最後にとどめ。後半アディショナルタイム7分にロングパス1本でジュニオール・サントスが身体を張って粘ると、ボックスに侵入しクロス。これはブロックされるが、こぼれ球をそのままジュニオール・サントスが蹴り込み3点目。1-3でボタフォゴが勝利し、123年の歴史で初めて南米王者に輝くこととなった。 この優勝に本田は「Parabéns(おめでとう)」と自身のX(旧ツイッター)に投稿し、古巣を祝福した。 なお、ボタフォゴは来年6月に予定されている新フォーマットのクラブ・ワールドカップに出場することが決定。最後となる32番目の出場チームとなった。 アトレチコ・ミネイロ 1-3 ボタフォゴFR 【アトレチコ】 エドゥアルド・バルガス(後2) 【ボタフォゴ】 ルイス・エンヒキ(前36) アレックス・テレス(前44)[PK] ジュニオール・サントス(後45+7)
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