新しいヒョンデのアイオニック5に「XRT」登場
悪路走破性も向上
9月3日、ヒョンデは、ピュアEV(電気自動車)の「アイオニック5」に、「XRT」グレードを追加した。 新しいアイオニック5 XRTは、サスペンションが専用タイプに換装され最低地上高が高められた。足まわりでは235/60R18のオールテレーンタイヤを履き、オリジナルのブラックアルミホイールを組み合わされる。結果、アプローチアングルが19.8度、デパーチャーアングルが30度に向上した。 エクステリアでは専用デザインのリヤバンパーや牽引フック(2箇所)が目をひく。さらに、バッヂやドアミラーなどはブラックとなり、個性を高める。ボディカラーには「アルティメットレッド」と「コズミックブルーパール」の特別色を設定した。 インテリアは、ブラックのヘッドライナーや人工皮革を使ったシートを装備。フロアマットは汚れに強い全天候型タイプに変更された。 XRT追加にあわせてアイオアニック5の標準車も手が加わった。フロントバンパーやリヤスポイラー、ホイールの形状変更によって空力性能が向上。ボディカラーには「アトラス ホワイトマット」、「エコトロニックグレーマット」、「セラドングレーマット」の新色が追加された。さらにバッテリー容量もアップし、航続距離が伸びた。 インテリアでは、スクリーンのサイズが12.0インチから12.3インチに拡大。ワイヤレスApple CarPlayとAndroid Autoにも対応する。ステアリングホイールのデザインも変更された。 新しいアイオニック5 XRTおよび標準車の日本導入時期は未定だ。
文と編集・稲垣邦康(GQ)