【プレミア12】小園海斗が4打数4安打1打点と大暴れ「後ろにつなぐことが僕の持ち味」
国際大会「第3回プレミア12」で連覇を狙う侍ジャパンに選出された小園海斗内野手(広島=24)が、9日の強化試合・チェコ戦(バンテリン)に「2番・二塁」で出場。4打数4安打と猛打賞の活躍を見せ、チームを7―1の勝利に導いた。 1点ビハインドで迎えた3回だった。初回の第一打席で左前打を放った小園は、二死三塁から三塁への内野安打を打ち三塁走者・坂倉が生還。2打席連続安打で勢いに乗ると、これだけでは終わらなかった。6回には一死から一塁への内野安打、さらに7回無死二塁から右前打で出塁。最後まで大暴れだった。 試合後は、「とにかく後ろにつなぐことが僕の持ち味ですし、役割だと思っているので続けていこうかなと思います」と振り返った。本戦は13日のオーストラリア戦(バンテリン)から始まる。「どんな形であれ点を取りたいなと思ってますし、泥臭くやっていきたいなと思います」と力強く語った。 井端監督も「彼はどんどんいけるタイプ。最初から(打順を)決めていましたんで、いい働きをしてくれましたね」とたたえながら、「強化試合でも先に点取られたら焦りは出てくる。何とか追いついて引き離せたのは良かったと思います」とうなずいた。
東スポWEB