【引退会見】和田毅投手 22年の現役生活に幕「7月には引退を決めていた」
■ープロ野球選手として大事にしてきたこと、こだわり 難しいですね…最後の引退試合をしないというか、固辞じゃないですけど、やっぱりファンあってのプロ野球ですし、1人で優勝できるものでは無いですし、1人のためにやることも時には大事だと思いますけど、やっぱりみんなの力が集まって、みんなが同じ方向を向いて、勝ち得て行くものだと思うので、それを自分も大事にしていましたので、チームあっての自分という気持ちでずっと戦っていましたので、それを一番最初に引き継がせてもらったのが、城島さんに怒られた時。城島さんに怒られてからはずっとその気持ちで。それが22年続けられたのは良かった。 ■-現役を続けられた理由 今までの出会い、たくさんの方に出会ったことが今の自分を作り上げたと思っている。両親も奥さんも娘も。たくさんの方に携わって頂いたことで、今の自分ができた。22年プロでやらしてもらって感謝しかないです。 ■ーファンについて 日本一、世界一のファンだと思っていますし、2018年の怪我で1年半投げられなかったですけど、2019年にマウンドに上がった時に、本当にすごい拍手を頂いて、これだけのファンの方が待っていてくれたんだと思うと、すごく嬉しかったですし、あの時の拍手は本当に忘れませんし、もしかしたら引退試合とかをしなかったのは、裏切りに受け止められるかもしれないですけど、そこは自分のプライドというか、そこは考慮していただけたら。申し訳ない気持ちではあります。 ■ー今後について 全く何も。内密に進めてきたことですし、絶対に漏らしたくない気持ちでやっていましたし、王会長にも知らせたのは昨日(4日)の朝ですし。選手達に伝えたのも昨日ですし、そこから色んな方に連絡したのも昨日の夕方くらいから。本当にまだ何も決まっていませんし、球団の方からは、今後の話をしっかりやれたらという風には言っていただいているので、すごく有り難い話ですし、自分としてもそういう話をやっていきたい。引退試合はしなかったですけど、可能であれば来年の3月に、セレモニーなのか、引退試合なのかはわかりませんが、やって頂けたら、そこでお願いしたいなと。球団には伝えています。