「興奮した!」 川に大量の小魚 沖縄・国頭村の奥小学校近く
【国頭】国頭村の奥小学校近くの河口で10月22日、大量のミジュン(ニシン科の小魚)の群れが遊泳している様子を、通行した本部町在住の男性(50)が撮影した。男性によると、群れは幅約10メートル、長さ50~60メートルに及んだ。 「こんなに多く集まったら恐怖さえ感じる」 ダイサギやチュウサギなど約400羽飛来 沖縄・名護市の海岸 群れは沖合に移動せず、付近を遊泳していたという。傍らの陸では、サギとみられる鳥4~5羽が水面をじっと見つめ、狙いを定めていた。テラピアが接近すると、黒い集合体と化した群れに穴があいたように分散した。 男性は「カメラの画角に収めきれないくらいの数。興奮した」と話した。国頭漁業協同組合によると、村内では秋口から冬にかけてミジュンの群れが漁港内や河口で多く見られる。理由は不明という。(北部報道部・比嘉海人) (写図説明)河口付近を遊泳する大量のミジュンの群れ=10月22日、国頭村奥